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2007年度 観戦記 アビスパ福岡戦[第6節] 4月1日(日)

ロスタイムの劇的ゴールで、久々の勝利

京都サンガF.C. 2−1 アビスパ福岡 
得点者:【京】パウリーニョ、アンドレ 【福】古賀


【 試合前の見所 】

現在(前節終了時点)、5位の京都サンガF.C.と、4位のアビスパ福岡との対戦です。

サンガは前節、いまだ未勝利のセレッソ大阪相手に、2度のリードも守り切れずに追いつかれ、終了間際に逆転弾を決められて、2−3で敗れました。今一度、試合内容を冷静に振り返ってみると、失点のうちの2失点はセットプレーからのもで、守備陣が大崩れしたもののではなかった。そして、徳重選手とアンドレ選手の絶妙なコンビネーションで奪い取った2得点は、称賛に値するものだった。だが、心ないサポーターが試合終了後に暴動を起こすという醜態をさらし、さほど内容的には悪くなかっただけに、後味の悪い結果となってしまったのは非常に残念だった・・・。今節の相手は現在4位のアビスパ福岡。こちらは前節の水戸戦で4得点をあげて快勝し、チーム状態は上向きの模様。開幕戦でも鳥栖相手に5得点をあげており、福岡の攻撃陣を勢いづかせると恐ろしい結果を招きそうだ。そういう意味でも、今節は前節で3失点のしている守備陣の頑張りに期待したい。

さて、この試合に敗れるとJ1昇格争いから一歩後退するという重要な意味を持つ一戦。必ず勝って、J1昇格争いに踏み止まりたいところだが・・・。


【 試合内容 】
(前半)

サンガは前節とまったく同様のスターティングイレブンで試合に臨む。試合序盤はどちらのペースとも言えない、一進一退の攻防が繰り広げられていた。だが、時間が経過するにつれて、福岡が持ち前の攻撃力を発揮してき、次第にサンガ陣内に押し込んでくる。決定機の数では福岡の方が上。(やや福岡ペースか・・・。)サンガは攻撃陣のコンビネーションが悪く、相変わらず攻撃の形がつくれずにいた。前節2ゴールで調子が上向きのアンドレ選手は、相手DFの激しいマークにあい、イライラ感を募らせてのラフプレーが目立つ。(イエローが出なければ良いが・・・。)そのFW陣を操る役目を担う、パスの出し手となる斉藤選手は、もらい手の気持ちを感じきれず、まったく違うところにパスを出してしまうと言うありさま・・・。これでは得点が取れないのも、うなずけるだろう。結局、このまま得点シーンを拝む事ができず、前半は終了。0−0のまま後半へ・・・。

『あかん、このままやったら点が取れへんでぇ。早く加藤選手を投入して、流れを変えてくれぇ!』


(後半)

両チーム共に選手交代はなく、前半と同じメンバーで試合が再開された。後半開始早々に試合が動く。後半6分、斉藤選手からの浮き球のパスが前線に繰り出された。徳重選手がそのパスに反応しシュートを狙うが、前に出てきた相手GKに防がれる。だが、相手GKがそのボールをキープできずにボールがこぼれた。そのボールにいち早く反応したのは、我らがサンガのパウリーニョ選手だった。そのパウリーニョ選手はトップスピードで走りこんでき、そのままダイレクトで左足で押し込んだ。ゴ〜〜ル!! サンガが待望の先制点をあげる。サンガは一刻も早く、勝負を決める2点目を奪いたいところだが、決定機を作るも、大事にしすぎるのかフィニッシュには至らない。そして、恐れていた失点シーンを目の当たりに・・・。後半18分、サンガの左サイドでチアゴ選手がファールを犯し、FKを与えてしまう。その福岡のセットプレーで、山形選手がチョコンと出し、アレックス選手が止めたボールを工藤選手がゴール前に上げる。そのボールは角田選手がヘディングでクリアーするが、そのクリアーボールを古賀選手に拾われ、その古賀選手に敵ながら見事なミドルシュートを左足で決められてしまう。この失点でサンガベンチはようやく重い腰を上げる。後半23分、中払選手に代えて中山選手を投入。(あれ、加藤選手じゃないの?)このあとは、両チームとも攻撃的となり、ノーガードでの打ち合いのような試合展開となるが、お互いに決定機を外し、得点には結びつかない。後半39分、遅ればせながら、斉藤選手に代えて加藤選手を投入。(やっと投入してくれたかぁ・・・。)だが、試合を掻き回せる加藤選手の投入が遅すぎ、試合はロスタイムに突入してしまう。そのロスタイムにドラマが待っていた。まずは、ゴール前でアンドレ選手がキッキングのファールを受けFKを得る。そのFKのキッカーはパウリーニョ選手。パウリーニョ選手の左足から放たれたFKは鋭い弾道でゴールに向かって行く。相手GKの前でバウンドしたボールは、相手GKによってに阻まれるが、そのこぼれ球を詰めていたアンドレ選手が右足で素早く押し込みゴールイン。ゴ〜〜ル!! サンガは土壇場で勝負を決める決勝点を奪った。この直後に、アンドレ選手に代えて西野選手を投入。そして、サンガの勝利を告げる試合終了のホイッスルが吹かれた。

順位は福岡を追い抜き4位に浮上。内容は悪いながらも、なんとか勝てた試合。引き分けてもおかしくない試合だった・・・。

『勝ててよかったぁ・・・。でも、内容的にはほめられるものではないなぁ・・・。』


【 サンガの得点シーンの図解 】
1点目
2点目

【 出場選手の5段階評価 】

   名前    評価  コメント
       (5段階)
GK 上野     4 ファインセーブ連発。悔やまれるのはあのFKのみ。
DF 角田     4 強引なまた抜きのドリブル突破には驚きました。
DF 手島     4 さすがと言うような見事なカバーリングで1失点に貢献。
DF チアゴ    3 ちょっと不用意なプレーが多かったような・・・。
DF 渡邉     3 得意の攻撃参加が少なかったような・・・。
MF 斉藤     3 もう少し受け手の動きを見て、パスを出してほしい。
MF 石井     5 危険なシーンには必ず顔を出し、その危険を未然に防ぐ。
MF 徳重     3 スルーパスも良いが、積極的にシュートを狙ってほしい。
MF 中払     3 ホント、ファールをもらう演技(?)は一級品ですね。
FW アンドレ   4 退場にならないか、ヒヤヒヤしてしまいましたよぉ。
FW パウリーニョ 4 そうです。貴方は前にいた方が相手にとって脅威なのです。


途中出場
MF 中山     3 中山選手らしいパスが繰り出されてました。
MF 加藤     3 後半の頭から投入しても良かったと思います。
FW 西野     − 入ってすぐのイエローはいらないでしょう。


監督 美濃部    1 選手交代が遅すぎます。加藤選手はもっと早く入れるべきです。


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   ■                          □
   □   本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー)  ■
   ■                          □
   □           石井 俊也          ■
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【 他会場の試合結果 】

コンサドーレ札幌 1-0 セレッソ大阪
得点者:【札】カウエ

ザスパ草津 2-0 湘南ベルマーレ
得点者:【草】鳥居塚、氏原

東京ヴェルディ1969 1-0 モンテディオ山形
得点者:【東】フッキ

徳島ヴォルティス 0-0 水戸ホーリーホック

愛媛FC 0-4 ベガルタ仙台
得点者:【仙】萬代(2)、ロペス、中島


【 Jリーグディビジョン2 順位表(第6節終了時点) 】

┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│  チーム名        │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│  ベガルタ仙台      │  14 │  8 │
│ 2位│  東京ヴェルディ1969 │  13 │ 10 │
┝━━━┿━━━━━━━━━━━━━━┿━━━━━┿━━━━┥
│ 3位│  コンサドーレ札幌    │  13 │  4 │
│ 4位│  京都サンガF.C.     │   9 │  2 │
│ 5位│  ザスパ草津       │   9 │ −1 │
│ 6位│  アビスパ福岡      │   7 │  6 │
│ 7位│  湘南ベルマーレ     │   6 │ −2 │
│ 8位│  徳島ヴォルティス    │   6 │ −3 │
│ 9位│  モンテディオ山形    │   5 │ −1 │
│10位│  愛媛FC        │   5 │ −6 │
│11位│  サガン鳥栖       │   4 │ −6 │
│12位│  セレッソ大阪      │   3 │ −5 │
│13位│  水戸ホーリーホック   │   2 │ −6 │
└───┴──────────────┴─────┴────┘

※サガン鳥栖は、今節は試合なし


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