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2007年度 観戦記 東京ヴェルディ1969戦[第8節] 4月11日(水)

東京Vの攻撃陣を1失点に抑え、サンガ3連勝

東京ヴェルディ1969 1−3 京都サンガF.C.
得点者:【東】大野 【京】西野、徳重(2)


【 試合前の見所 】

現在、4位の京都サンガF.C.と、3位の東京ヴェルディ1969との対戦です。

前節の水戸ホーリーホック戦は2点を先制し、良い形で前半を折り返すも、後半は守備の要の手島選手が退場となったこともあり、終始水戸に攻め込まれ、2−0と言う結果が示すほど、楽に勝てた試合ではなかった・・・。今節の相手は現在3位の東京ヴェルディ1969。その東京Vは前節のアビスパ福岡戦で、今季初の黒星を喫したものの、その勢いはいまだ衰えてはいないだろう。東京Vで注目すべき選手と言えば、なんと言っても5試合連続で得点をあげ、得点ランキングトップをひた走るフッキ選手。その他にも名波選手、服部選手など、代表経験のあるベテラン選手にも要注意だ。とにかく、東京Vの攻撃陣を勢いづかせると、恐ろしい結果を招くことは間違いないだろう。よって、今節はサンガの守備陣が、東京Vの攻撃陣をいかに抑えるかが、試合の勝敗を決める「カギ」となるのではないだろうか・・・。

さて、前節終了時に、首位の仙台との勝ち点差を「3」とし、ついに射程距離に捕らえた我らがサンガ。強敵の東京Vを降して、他会場からの朗報を聞きたいところだが・・・。


【 試合内容 】
(前半)

サンガはチアゴ選手が怪我が癒えたため、今節はスタメンに復帰。そして、左SBにはいつもの渡邉選手ではなく、より守備能力の高い平島選手を起用する。その他は前節と同様のスターティングイレブンで試合に臨む。試合序盤は雨の影響でピッチ状態が悪いのか、ピッチに足を取られる選手が多く、両チーム共にミスが多い、大味な試合展開となっていた。前半19分、そんな試合に活を入れるかのように、左サイドの遠めから斉藤選手の強烈なミドルシュートが炸裂!! 決まったかのように思えたそのシュートは、惜しくもクロスバーを叩きゴールならず・・・。対する東京Vは、攻撃の要となるフッキ選手が、秋田選手を筆頭としたサンガの守備陣によるファールギリギリの激しいプレスに抑え込まれ、自由にプレーできず、かなりのフラストレーションを溜め込んでいるようだった。だが、東京Vの得点の起点となったのは、やはりこの選手だった。前半28分、サンガの右サイドからの名波選手のFKのボールがフッキ選手に渡る。フッキ選手はドリブルで駆け上がり、グラウンダーのアーリークロスをゴール前に上げる。そして、そのクロスボールを大野選手にニヤサイドで巧く合わされてゴールイン。サンガは先制点を奪われてしまった。だが、その直後の前半29分、秋田選手が最後尾から前線にフィードしたボールが相手DFに当たり、西野選手への足元に。相手DFから頂いた、ありがたいパスを受けた西野選手は、相手GKとの一対一を落ち着いてゴール右に決め、早々と試合を振り出しに戻す。このあとは、このピッチに慣れたのかミスも少なくなり、J1昇格を狙うチーム同士の対戦にふさわしい好ゲームが展開されていた。両者譲らす、1−1のまま後半へ・・・。

『敵ながらフッキ選手はスゴイですね。DF陣が退場にならないと良いけど・・・。』


(後半)

サンガには選手交代はなく、前半と同じメンバーで試合が再開された。後半も均衡状態のまま試合が続くかと思いきや、早い時間帯で試合が動く。後半6分、左サイドで平島選手が倒されてFKを得る。FKのキッカーは徳重選手。その徳重選手が誰かに合わせようとして、右足で放たれたボールは相手GKの前でワンバウンドし、そのままゴールに吸い込まれた。ゴ〜〜ル!! このあとは東京Vに押し込まれるものの、サンガの守備陣は集中力を切らさず、チアゴ選手を中心に体を張ったプレーで踏ん張っていた。後半18分、中払選手に代えて中山選手を投入。そして、その守備陣の頑張りに応えるように、サンガに追加点が生まれる。後半19分、斉藤選手が相手DF二人に挟まれるも、その間を強引にドリブルで突破し、右サイドを駆け上がり、ゴール前にグラウンダーのパスを繰り出した。まずはニアサイドで西野選手がおとりの動き。その動きに相手GKがつられてバランスを崩した。(チャンスやぁ!)ボールはファーサイドまで流れ、詰めていた徳重選手が右足のアウトサイドで巧くあわせてゴールイン。サンガが待望の追加点を入れ、3ー1と東京Vを突き放す。このあとも、サンガは引いて守りに入る訳ではなく、ボールを上手く回してマイボールをキープし、危なげない試合運びをする。サンガの好守の前に、注目のフッキ選手はほとんど存在感が感じられず、「フッキはいづこへ・・・。」と言った感じだった・・・。そして、後半42分、平島選手に代えて森岡選手、後半44分、西野選手に代えて渡邉選手を投入、と逃げ切り体勢に入る。終盤に押し込まれる場面もあったが、集中力を保って失点を許さず、きっちりと凌ぎ切り試合は終了。

今節は首位の仙台と、2位の札幌がいづれも引き分けたため、サンガは2位に浮上。首位の仙台との勝ち点差を「1」とし、いよいよ首位に躍り出る体勢が整った・・・。

『久々に強いサンガを見る事ができました。あと、某監督の鼻を明かせたのでスッキリしました。』


【 サンガの得点シーンの図解 】
1点目
2点目
3点目

【 出場選手の5段階評価 】

   名前    評価  コメント
       (5段階)
GK 上野     3 この選手が目立たないほど、DF陣が頑張ってくれました。
DF 角田     4 守備面は「◎」。欲を言えばクロスの精度を上げてほしい。
DF チアゴ    5 対戦前からフッキ選手を止める自信があったようですね。
DF 秋田     5 対人プレーは未だ衰えを見せず。強かったぁ・・・。
DF 平島     3 前半に一発レッドでもおかしくないプレーもあったが・・・。
MF 斉藤     5 相手が疲れた後半にすばらしいプレーをみせてくれました。
MF 石井     4 斉藤選手の良さを引き出してくれてます。最高のパートナーです。
MF 徳重     5 やっと笑顔が見れました。カッコいいですぅ・・・。
MF 中払     3 前半の決定機で外す場面が・・・。決めてほしかったぁ・・・。
FW 西野     5 幸運の持ち主です。一対一を落ち着いてよく決めてくれました。
FW パウリーニョ 3 得意のFKの精度も悪く・・・。体調でも悪いのかなぁ・・・。


途中出場
MF 中山     3 ボランチの位置での起用だったが、トップ下で見たいです。
DF 森岡     − この選手がベンチに居るだけでも心強いです。
DF 渡邉     − 屈辱のスタメン落ち。スタメン復帰目指して頑張れ!!


監督 美濃部    4 相変わらず動きが遅いですが、勝ったので良しとしましょう。


   □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
   ■                          □
   □   本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー)  ■
   ■                          □
   □           斉藤 大介          ■
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【 他会場の試合結果 】

ザスパ草津 0-2 モンテディオ山形
得点者:【山】小原、北村

コンサドーレ札幌 0-0 アビスパ福岡

サガン鳥栖 5-1 水戸ホーリーホック
得点者:【鳥】アンデルソン(2)、廣瀬、藤田(2) 【水】塩沢

愛媛FC 0-2 セレッソ大阪
得点者:【大】藤本、ゼ・カルロス

徳島ヴォルティス 2-2 ベガルタ仙台
得点者:【徳】岡本、河野 【仙】永井、ロペス


【 Jリーグディビジョン2 順位表(第8節終了時点) 】

┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│  チーム名        │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│  ベガルタ仙台      │  16 │  8 │
│ 2位│  京都サンガF.C.     │  15 │  6 │
┝━━━┿━━━━━━━━━━━━━━┿━━━━━┿━━━━┥
│ 3位│  コンサドーレ札幌    │  15 │  4 │
│ 4位│  東京ヴェルディ1969 │  13 │  7 │
│ 5位│  アビスパ福岡      │  11 │  7 │
│ 6位│  モンテディオ山形    │  11 │  3 │
│ 7位│  セレッソ大阪      │   9 │  0 │
│ 8位│  湘南ベルマーレ     │   9 │ −1 │
│ 9位│  ザスパ草津       │   9 │ −3 │
│10位│  徳島ヴォルティス    │   7 │ −4 │
│11位│  サガン鳥栖       │   7 │ −5 │
│12位│  愛媛FC        │   5 │−10 │
│13位│  水戸ホーリーホック   │   2 │−12 │
└───┴──────────────┴─────┴────┘

※湘南ベルマーレは、今節は試合なし


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