2007年度 観戦記 ベガルタ仙台戦[第13節] 5月3日(水)
虎の子の1点を守り切り、4試合振りの勝利
ベガルタ仙台 0−1 京都サンガF.C. 得点者:【京】パウリーニョ
【 試合前の見所 】
現在、6位の京都サンガF.C.と、2位のベガルタ仙台との対戦です。
サンガは前々節(前節は試合なし)のサガン鳥栖戦でミスから先制点を許し、パウリーニョ選手の技ありの得点で前半のうちに同点に追いつくが、そのあとが続かず無念のドローで試合を終え、またしても下位チーム相手に勝ち点「3」を逃してしまった・・・。今節の相手はいまだ無敗を誇る、現在2位のベガルタ仙台。ここまで毎試合得点をあげ、総得点「26」と、リーグトップの得点数を誇る仙台の攻撃陣は驚異的。特にパスも出せて、得点も奪える、攻撃の要の梁選手には要注意。さらに、数多くの熱狂的なサポーターの後押しがある仙台のホームでの試合。サンガにとっては悪条件の元で戦うことになり、仙台の攻撃陣の勢いは増すことは必至。我らがサンガは、鳥栖戦で失点を招いたような気の抜いたプレーをせずに、きっちりと守備を固めて、仙台の攻撃陣をシャットアウトし、仙台の焦りを誘いたい。そして、勝ち点「3」を持ち帰り、このあとの東京V、福岡と言う、昇格争いのライバルチームとの対戦に向けて、勢いをつけたいところだ。
さて、サンガは第1クールの最終戦を勝利で飾り、第2クールからの巻き返しの足掛りにしたいところだが、果たして結果はいかに・・・。
【 試合内容 】
(前半)
サンガは出場停止あけのチアゴ選手がスタメン復帰。そして、今節は渡邉選手を本来のポジションである右サイドに起用する。その他は前節と同様のスターティングイレブンで試合に臨む。最初に決定的チャンスを作ったのはサンガの方だった。前半9分、左サイドの徳重選手からゴール前のパウリーニョ選手へとつながる。そして、そのパウリーニョ選手からの浮き球のパスが、ゴール中央でどフリーで待ち構えていたアンドレ選手に届く。そのアンドレ選手が右足でダイレクトボレーシュートを放つが、クロスバーを大きく越えてしまう。(くぅ〜、残念・・・。)このあとも、パウリーニョ選手、アンドレ選手、徳重選手のコンビネーションが冴え渡り、仙台ディフェンスを脅かしていた。(試合序盤はややサンガペースか・・・。)そして、サンガに待望の先制点をもたらしたのは、試合序盤から良いコンビネーションを見せていたこの二人だった。前半25分、徳重選手が中盤やや左よりからゴール前のスペースにスルーパスを繰り出した。そのパスに反応したのはパウリーニョ選手。そのパウリーニョ選手は相手DF2人の中に割って入り、誰よりも早くそのボールに辿り着く。そして、相手DFの厳しいプレスあい、倒れこみながらも左足でゴールに流し込んだ。ゴ〜〜ル!! 徳重選手のすばらしいスルーパスと、パウリーニョ選手のゴールへの嗅覚が導き出したファインゴールでサンガが先制点をあげる。さらに前半28分、中盤の中央やや右から渡邉選手が放ったシュートを、パウリーニョ選手がワントラップ&シュート。見事にゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定でノーゴール。このあと、サンガが押せ押せムードで試合が進んでいたが、またもや、やってはならないミスを露呈してしまう・・・。前半33分、徳重選手が中盤左サイドから、不用意にもバックパス。これが仙台の中島選手への絶好のパスとなってしまう。局面は仙台の攻撃陣3人に対して、サンガの守備陣は2人。(やばい・・・。)しかし、幸いな事に中島選手が少々もたつき、放ったシュートも上野選手の真正面で事なきを得る。(助かったぁ・・・。)だが、このシーンはご愛嬌で、そのあとサンガは高い集中力でプレーし、アウェイのサンガが完全に試合の主導権を握っていた。サンガが1点リードのまま後半へ・・・。
『サンガ強いやん。ひょっとして「赤・黒」のユニフォームが影響しているのか・・・。』
(後半)
サンガには選手交代はなく前半と同様のメンバーで試合が再開する。後半最初に決定機を作ったのは仙台だった。後半1分、サンガのオフサイドラインを突破し、駆け上がってきた梁選手が右足で強烈なシュートを放つ。上野選手がジャンプして懸命に手を伸ばすが届かず。だが、ボールはポストに直撃し失点には至らなかった。(やばかったぁ・・・。)その梁選手のポストを叩いたシュートを皮切りに、このあとも仙台が積極的にシュートを放ってき、サンガは守勢にまわるシーンが多くなる。(後半立ち上がりは仙台ペースか・・・。)一刻も早くサンガは追加点をあげて気持ち的に楽になりたいところだが、この嫌な流れは変えられず、サンガが我慢する時間帯が続く。後半28分、徳重選手に代えて中払選手を投入。このあとも、サンガは仙台に試合の主導権を握られるも、球ぎわのでの強さをみせ、仙台に自由にプレーをさせずにいた。後半33分、アンドレ選手に代えて西野選手を投入。後半も終盤に差し掛かり、同点ゴールを期待する仙台の熱狂的なサポーターの声援が大きくなってくる。それに呼応するように仙台の攻撃力も増してくる。サンガサポーターにとっては、心臓に悪い試合内容が続く・・・。後半41分、渡邉選手に代えて、サンガ移籍後初出場となる倉貫選手を投入。そして、ロスタイムに突入。ロスタイムの時間はなんと5分間。(な、ながぁ・・・。)そのロスタイムも仙台に怒涛の攻撃を受けるが、最後まで耐え切り試合は終了。
仙台に今季初黒星を付けた我らがサンガ。順位も5位に浮上し、首位との勝ち点差は「4」に縮まった。この勝利で第2クールからの巻き返しに向けて、希望の光が灯ったような気がするが・・・。
『よくぞ凌いでくれました。ドローでもおかしくない試合内容でした。勝ててよかったぁ・・・。』
【 サンガの得点シーンの図解 】

【 出場選手の5段階評価 】
名前 評価 コメント
(5段階)
GK 上野 5 苦手(?)のキックも問題なく、前に出るタイミングが良かったです。
DF 平島 3 後半の上野選手へのヘディングでのバックパスはヒヤッとしましたよぉ。
DF 角田 4 後半の仙台の猛攻を、よくぞ絶えてくれました。
DF チアゴ 5 誕生日おめでとうございます!! 「23歳」って若いなぁ・・・。
DF 三上 4 徳重選手とバランスを取りながら、良い上がりを見せてくれました。
MF 斉藤 3 う〜ん、なんか最近、パスの精度が芳しくないなぁ・・・。
MF 石井 5 危険の根をつむ守備。攻撃の起点となるパス出し。すばらしいです。
MF 徳重 5 指輪を付けてのイエローって、う〜ん・・・。
MF 渡邉 3 積極的なドリブルでの勝負は「◎」。だが、パスの精度が・・・。
FW アンドレ 3 後ろを向いてプレーせずに、もっと前を向いてプレーしてほしい。
FW パウリーニョ 5 2試合連続得点。前線からのプレスもすばらしかったです。
途中出場
MF 中払 3 何度も言って申し訳ないですが、倒れ方が上手すぎです。
FW 西野 3 外国人ツートップに割って入るくらいの気持ちで頑張れ!!
MF 倉貫 − まだどんな選手か良く分かりませんが、期待値「大」です。
監督 美濃部 3 第2クールからの巻き返しに期待してますよぉ〜。
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□ 本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー) ■
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□ パウリーニョ ■
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【 他会場の試合結果 】
ザスパ草津 2-1 コンサドーレ札幌 得点者:【草】氏原(2) 【札】ダヴィ
アビスパ福岡 2-0 湘南ベルマーレ 得点者:【福】リンコン(2)
モンテディオ山形 2-1 サガン鳥栖 得点者:【山】豊田、横山 【鳥】藤田
セレッソ大阪 1-1 徳島ヴォルティス 得点者:【大】古橋 【徳】クレベルソン
東京ヴェルディ1969 1-5 水戸ホーリーホック 得点者:【東】オウンゴール 【水】大和田、金澤、西野(2)、岩舘
【 Jリーグディビジョン2 順位表(第13節終了時点) 】
┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│ チーム名 │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│ アビスパ福岡 │ 24 │ 14 │
│ 2位│ モンテディオ山形 │ 24 │ 10 │
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│ 3位│ コンサドーレ札幌 │ 24 │ 7 │
│ 4位│ ベガルタ仙台 │ 23 │ 12 │
│ 5位│ 京都サンガF.C. │ 20 │ 4 │
│ 6位│ 湘南ベルマーレ │ 18 │ 3 │
│ 7位│ ザスパ草津 │ 16 │ −5 │
│ 8位│ セレッソ大阪 │ 15 │ 0 │
│ 9位│ 東京ヴェルディ1969 │ 13 │ −5 │
│10位│ 徳島ヴォルティス │ 11 │ −3 │
│11位│ サガン鳥栖 │ 11 │−13 │
│12位│ 愛媛FC │ 8 │−10 │
│13位│ 水戸ホーリーホック │ 6 │−14 │
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※愛媛FCは、今節は試合なし
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