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2007年度 観戦記 セレッソ大坂戦[第26節] 7月7日(土)

無念のドローも、2位で前半戦を折り返す

京都サンガF.C. 1−1 セレッソ大坂
得点者:【京】斉藤 【大】金


【 試合前の見所 】

現在、3位の京都サンガF.C.と、9位のセレッソ大坂との対戦です。

サンガは前節、徳島ヴォルティス相手に4−0で圧勝し、今季初の4連勝を成し遂げました。その徳島戦では攻撃陣が田原選手とパウリーニョ選手の両FWが揃って得点を挙げ、倉貫選手も持ち前の決定力を見せての4得点。守備陣も徳島の攻撃をシャットアウトと、ほぼ完璧と言っても良いような試合内容だった・・・。今節の相手は現在9位のセレッソ大坂。サンガと同じく作季J2降格組のC大坂は、恐らく1年でのJ1復帰を目論んでいたと思われるが、思いのほか勝ち点をあげる事ができずに、今季早々にして監督解任劇にまで波及してしまった。その監督解任劇の後に4連勝し、復調したかのように思えたが、現在は2連敗と、調子を崩している模様。対する我らがサンガは只今4連勝中と、C大阪とは相反し、好調を維持している。サンガとC大坂との第1クールの対戦(第5節)では、サンガが二度のリードを守りきれずに追いつかれ、終了間際に逆転弾をあびての逆転負けを喫しているだけに、今節はホームでその借りをきっちりと返したい。

さて、サンガは見事にC大坂を降し、今節試合のない仙台を尻目に、2位浮上と行きたいところだが、果して結果はいかに・・・。


【 試合内容 】
(前半)

サンガは前節とまったく同じスターティングイレブンで試合に臨む。試合序盤は両チーム共に決め手を欠き、中盤での攻めぎ合いが多く、ゴール前でのシーンが少ない試合展開となっていた。(互いに腹の探りあいか・・・。)両チーム共に流れの中からの見せ場は少なく、決定機はセットプレーのみと、膠着状態が続いていた。だが、たとえ膠着状態と言えども、そのセットプレーからの失点が多いサンガにとっては、ヒヤヒヤする時間帯となっていた。そして、前半も中盤に差しかかった頃だった。そんな膠着した試合に活を入れる出来事が・・・。前半25分、前線で倉貫選手が相手DF3人に囲まれながらも、憎いほどの落ち着いたプレーで自慢のキープ力を披露。冷静に前への突破は無理と判断した倉貫選手は、平島選手にボールを戻す。ボールを受けた平島選手はすばやく浮き球のパスを最前線のパウリーニョ選手へ放り込んだ。だが、このパスはパウリーニョ選手にはつながらず、相手DFによって弾き返された。しかし、そのふわりと浮き上がったクリアーボールを、そのボールの落下地点にいた斉藤選手がダイレクトで右足を振り抜いた。ボールは鋭い弾道でゴール右下隅に飛んでいく。そして、横っ飛びした相手GKをあざ笑うかのように、ボールはゴールネットに突き刺さった。ゴ〜〜ル!! この得点でエンジンがかかったサンガが、このあと試合を優位に進め、サンガの時間帯に推移する。サンガの攻撃陣は鮮やかなパス回しを見せて、C大阪陣内に攻め込み追加点を虎視眈々と狙うが、残念ながら得点には至らず、時間だけが刻々と過ぎて行く・・・。逆に、前半の終了間際にはC大阪に押し込まれ、あわや失点と言う場面もあったが、平井選手のファインセーブでなんとか凌ぎきって前半は終了する。サンガが1点リードのまま後半へ・・・。

『サンガの時間帯にあと1点がほしかったなぁ・・・。あと、セットプレーには注意してほしい。』


(後半)

両チームともに選手交代はなく、前半と同様のメンバーで試合が再開された。後半は1点のビハインドを背負っているC大阪が攻勢を仕掛けているかと思いきや、それ程の勢いはなく、非常に落ち着いた試合展開となっていた。・・・とは言うものの、前半もサンガサポーターにとってはヒヤヒヤもんだったセットプレーから、C大阪が幾度となくチャンスを見出していた。(サンガはこのセットプレーだけは気をつけてほしいところだが・・・。)後半18分、田原選手に代えて西野選手を投入。時間が経つにつれてC大阪が押し込むシーンが多くなるが、サンガはこの試合で当たっている平井選手のファインセーブで、最後の牙城だけは崩さずにいた。後半24分、サンガベンチはこの嫌な流れを変えるため(?)徳重選手に代えて渡邉選手を投入する。だが、その悪い流れは変わらず、このあとも依然としてC大阪の時間帯が続く・・・。そして、ついにそのC大坂の攻撃に耐え切れずに、失点シーンを目の当たりにする事になってしまった。後半29分、C大阪のスローインのあとのプレーで、柳沢選手にサンガの左サイドをドリブルで崩され、ゴール中央の濱田選手へとつながれる。その濱田選手のシュートは平井選手が防ぐも、そのこぼれ球を金選手に押し込まれゴールイン。サンガは同点に追いつかれ、試合は振り出しに戻る。このあとは、一進一退の攻防が繰り広げられる。サンガは落ち着いてボールを回して、なんとかC大阪の守備陣をこじ開けようとする。対するC大阪はそのボールを奪いカウンター攻撃で対抗する。果たしてこの攻防はどちらに軍配が上がるのか・・・。後半40分、倉貫選手に代えて中山選手を投入。サンガの得点シーンを期待したが、両者譲らず、そのまま約3分間のロスタイムに突入。そのロスタイムは、C大阪の攻勢にあいサンガは防戦一方となってしまう・・・。このあとは、サンガがそのC大坂の猛攻を凌ぎ切って、1−1のドローで試合は終了。

サンガは1点を守りきれずに、勝てなかったのは悔いが残るが、今節試合がなかった仙台を追い抜き、ついに念願のJ1昇格圏内となる2位浮上を成しとげた。

『勝って気持ちよく2位に浮上したかったなぁ・・・。まぁ、負けなかったから良しとしましょうか。』


【 サンガの得点シーンの図解 】


【 出場選手の5段階評価 】

   名前    評価  コメント
       (5段階)
GK 平井     5 ファインセーブ連発。シュートへの反応はピカイチですね。
DF 平島     4 前半、危険なバックパスがあるも果敢な攻め上がりで攻撃の起点となる。
DF チアゴ    4 セットプレーからの惜しいシュートがあったのですが・・・。
DF 角田     4 悔まれるあの失点。ディフェンスリーダーとして防いでほしかったです。
DF 三上     3 オーバーラップが少なく・・・。もっと貪欲に攻め上がってほしい。
MF 斉藤     5 やっとミドルシュートが決まりましたね。ホッとしましたぁ・・・。
MF 石井     3 あまり目立たず。・・・と言う事はあまり攻め込まれてなかった事かな?
MF 徳重     5 セレッソではなくて、サンガにいてくれてよかったぁ・・・。
MF 倉貫     4 この選手にボールが入ると落ち着きますね。
FW 田原     3 何度かダイレクトシュートがあったが決められず・・・。
FW パウリーニョ 3 まぁ、こんな試合もあるでしょう。次節は得点を!


途中出場
FW 西野     3 気持ちのこもったプレーをみせるも得点を奪う事ができず・・・。
MF 渡邉     3 監督がこの選手にかける気持ちがひしひしと伝わってきますね。
MF 中山     − スタメンに定着する日が来るのを楽しみに待っています。


監督 美濃部    3 う〜ん、もっと積極的な選手交代をしてほしいです。


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        ■                          □
        □   本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー)  ■
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        □           平井 直人          ■
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【 他会場の試合結果 】

愛媛FC 0-1 徳島ヴォルティス
得点者:【徳】羽地

コンサドーレ札幌 1-1 モンテディオ山形
得点者:【札】ダヴィ 【山】宮沢

水戸ホーリーホック 0-1 東京ヴェルディ1969
得点者:【東】永井

サガン鳥栖 2-0 ザスパ草津
得点者:【鳥】藤田(2)

湘南ベルマーレ 0-2 アビスパ福岡
得点者:【福】アレックス、宮本


【 Jリーグディビジョン2 順位表(第26節終了時点) 】

┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│  チーム名        │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│  コンサドーレ札幌    │  51 │ 17 │
│ 2位│  京都サンガF.C.     │  45 │ 15 │
┝━━━┿━━━━━━━━━━━━━━┿━━━━━┿━━━━┥
│ 3位│  ベガルタ仙台      │  44 │ 16 │
│ 4位│  アビスパ福岡      │  40 │ 14 │
│ 5位│  東京ヴェルディ1969 │  39 │  6 │
│ 6位│  湘南ベルマーレ     │  36 │ 10 │
│ 7位│  サガン鳥栖       │  36 │ −8 │
│ 8位│  モンテディオ山形    │  34 │  3 │
│ 9位│  セレッソ大阪      │  31 │  1 │
│10位│  ザスパ草津       │  23 │−16 │
│11位│  徳島ヴォルティス    │  22 │−13 │
│12位│  愛媛FC        │  21 │−19 │
│13位│  水戸ホーリーホック   │  13 │−26 │
└───┴──────────────┴─────┴────┘

※ベガルタ仙台は、今節は試合なし


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