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2007年度 観戦記 ザスパ草津戦[第33節] 8月12日(日)

先制点を奪うも勝ちきれず、無念のドロー

京都サンガF.C. 1−1 ザスパ草津
得点者:【京】アンドレ 【草】高田


【 試合前の見所 】

現在、2位の京都サンガF.C.と、11位のザスパ草津との対戦です。

サンガは前節、苦手としているセレッソ大阪に1−2で敗れ、引き分けを挟んでの連勝も、ついに「8」で止まってしまいました。負けたと言っても内容的には悲観する程ものではなく、相手GKの好守と、運に見放されたと言っても良いだろう。だが、課題のセットプレーからの失点については、きっちりと反省点としてあげておきたい・・・。今節の相手は現在11位のザスパ草津。その草津は第18節の水戸戦以来、勝ち星に見放され、13試合も勝利から遠ざかっており、不調に陥っている模様。サンガと草津との今季の対戦成績は、サンガの1勝1分けと、結果だけを見るとサンガに分がありそうだが、第2クールで勝利した試合でさえも、後半ロスタイムに挙げた得点が唯一の得点で、なんとか勝利をもぎとったもので、過去2戦ともに決して楽な試合ではなかった。今節は恐らく草津に守備を固められ、苦戦を強いられると予想されるが、前節で幾度となく良い形を作りながらも1得点と不完全燃焼で終わった攻撃陣の奮起に期待したい。守備面については当然の事だが、セットプレー対策をしっかりと行い、無失点に抑えてもらいたい。そして、無失点勝利で試合終了のポイッスルを聞かせてもらいたい。

さて、サンガはこの試合に勝って、気持ち良く次節の札幌との直接対決に挑みたいところだが、果して結果はいかに・・・。


【 試合内容 】
(前半)

サンガは右SBに平島選手がスタメンに復帰。その他は前節とまったく同じスターティングイレブンで試合に臨む。サンガは前節の反省からか、前線からの守備の意識が高く、相手ボールを奪取し、そこからの攻撃に転じる場面がよく見られていた。だが、最初に決定的チャンスを迎えたのは草津の方だった。前半10分、サンガの左サイドからのコーナーキックがゴール前にあがる。そのボールをゴール中央のチカ選手にドンピシャリでヘディングで合わされて強烈なヘディングシュートを放たれる。そのシュートは平井選手の手に当たりゴールに向かっていく。・・・が、幸いにもクロスバーに直撃し事なきを得た。さらに、そのこぼれ球を鳥居塚選手が無人のゴールに右足で蹴り込むが、再び、クロスバーの頑張りで(?)弾き返し、2度のピンチをクロスバーに助けられた。(ふぅ、助かったぁ・・・。)運に助けられた感のあるサンガは、反撃に転じたいところだが、守備を固めた草津に攻めあぐね、最終ラインでボールを回し、苦し紛れに前線にロングボールを放り込むと言う、悪い時のサンガの状態が見られていた。試合はしばしのこう着状態が続く・・・。このあと、サンガは草津のミスにつけ込んで攻撃を仕掛ける場面も見られるが、草津の好守に阻まれ得点を奪うまでには至らず。両者譲らず、0−0のまま後半へ・・・。

『う〜ん、攻撃の形が作れてない・・・。あと、相手CKにはもっと集中して!!』


(後半)

両チーム共に選手交代はなく、前半と同様のメンバーで試合が再開された。後半に入って草津の守備陣の疲れが出てきたのか、それともサンガの攻撃陣の攻撃力がアップしてきたのか、サンガがテンポ良く草津陣内に攻め込む場面が多くなってきた。勝負どころと見たサンガベンチは、後半15分、田原選手に代えて怪我から復帰したアンドレ選手を投入する。早速、その3試合ぶりの登場となるアンドレ選手に決定機が訪れる。後半21分、左サイドを三上選手がドリブルで駆け上がり、中央に切れ込みながら左足で得意のふんわりクロスをゴール中央に上げる。そのボールは相手GKの頭上を越えて、ファーサイドまで流れる。そこに飛び込んできたのはアンドレ選手。アンドレ選手はボールに向かって頭から飛び込むが、僅かに届かず・・・。このあとも、足が止まってきた草津DFをサンガの攻撃陣が攻め立てるが、最後の牙城を崩せず。後半26分、倉貫選手に代えて渡邉選手を投入。さらにサンガはエンジン全開で攻め込むが、依然として得点が奪えない・・・。このままドローで終わるのか・・・。そんな不安が胸を過ぎったその時だった。後半31分、草津の選手がピッチに倒れてしばらく試合が中断したあと、サンガ自陣の角田選手のFKから一気に最前線のアンドレ選手へとボールが渡る。アンドレ選手は胸でワントラップし、ディフェンスに来た相手DFを上手くかわして、右足でシュートを放った。そのゴールは相手GKの左手を弾き、きれいな弧を描きゴールに吸い込まれた。ゴ〜〜ル!! サンガは苦しみに苦しんだが、ようやくアンドレ選手の復活弾で先制する事ができた。あとは逃げ切るだけとなったサンガだが、このあとに悪夢が・・・。後半38分、サンガの左サイドから鳥居塚選手の上げられたクロスボールに平井選手、角田選手、カレカ選手、氏原選手の4人が競り合うが、なんとか平井選手がパンチングで競り勝った。その接触プレーで角田選手がピッチに倒れ込む。カレカ選手はキーパーチャージを自覚していたのか、倒れている角田選手に手を差し伸べる。だが、主審の笛はならず、プレーは続行。そのこぼれ球にいち早く反応したのは、草津の松浦選手だった。その松浦選手が中央に入れたボールを高田選手がヘディングで押し込み、最後は平島選手の胸に当たってゴールイン。サンガは土壇場で同点に追いつかれる。この直後の後半40分、徳重選手に代えて中払選手を投入。このあと、渡邉選手のドリブルからのシュートなどで果敢に草津陣内に攻め込むが、結局、最後まで得点を奪う事ができず試合は終了。

今節も首位の札幌がセレッソ大阪に勝ったため、その首位との勝ち点差はさらに「7」に開いてしまった。次節、その札幌との直接対決に挑む・・・。

『下を向いていても仕方ありません。気持ちを切り替えて次節の札幌戦に臨みましょう!!』


【 サンガの得点シーンの図解 】


【 出場選手の5段階評価 】

   名前    評価  コメント
       (5段階)
GK 平井     2 ファインセーブと言うべきか、バーに御礼を言うべきか・・・。
DF 平島     4 良いオーバーラップを見せ、何度もクロスボールを配給する。
DF 手島     3 失点シーン、一瞬プレーが止まってしまったのが残念です。
DF 角田     3 先制点の起点となったFK、見逃してしまったぁ・・・。
DF 三上     3 アンドレ選手への絶好のふんわりクロスもあったが・・・。
MF 斉藤     3 攻撃の起点となるスルーパスもあるが、得点には結びつかず。
MF 石井     4 気合が入ってました。前線まで顔を出しての守備はすばらしい。
MF 徳重     4 ボールがないところでの献身的な動きに頭が下がります。
MF 倉貫     2 決定的な場面では顔を出すが、休んでいる場面が多いのでは?
FW 田原     3 最近、献身的な守備ができるようになってきました。
FW パウリーニョ 3 FKを含めて惜しいシュートは何度もあったのだが・・・。


途中出場
FW アンドレ   4 復活ゴールをありがとう。欲を言えばもう1点ほしかった・・・。
MF 渡邉     3 積極的なドリブル突破からのシュートがあったが・・・。
MF 中払     − 時間の使い方が上手いので、もう少し早く投入してほしかった。


監督 美濃部    2 選手を固定するのも良いが、もっと元気な選手を使ってほしい。


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        □   本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー)  ■
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        □            アンドレ          ■
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【 他会場の試合結果 】

コンサドーレ札幌 3-0 セレッソ大阪
得点者:【札】藤田、ダヴィ、西谷

徳島ヴォルティス 1-2 ベガルタ仙台
得点者:【徳】長谷川 【仙】千葉、ロペス

モンテディオ山形 1-3 サガン鳥栖
得点者:【山】林 【鳥】藤田(2)、野崎

東京ヴェルディ1969 2-0 水戸ホーリーホック
得点者:【東】ディエゴ、船越

アビスパ福岡 2-0 愛媛FC
得点者:【福】宮崎、アレックス


【 Jリーグディビジョン2 順位表(第33節終了時点) 】

┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│  チーム名        │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│  コンサドーレ札幌    │  65 │ 26 │
│ 2位│  京都サンガF.C.     │  58 │ 18 │
┝━━━┿━━━━━━━━━━━━━━┿━━━━━┿━━━━┥
│ 3位│  アビスパ福岡      │  52 │ 22 │
│ 4位│  ベガルタ仙台      │  52 │ 12 │
│ 5位│  東京ヴェルディ1969 │  51 │ 14 │
│ 6位│  湘南ベルマーレ     │  46 │ 14 │
│ 7位│  セレッソ大阪      │  46 │  1 │
│ 8位│  サガン鳥栖       │  43 │ −7 │
│ 9位│  モンテディオ山形    │  42 │  2 │
│10位│  愛媛FC        │  27 │−23 │
│11位│  ザスパ草津       │  25 │−25 │
│12位│  徳島ヴォルティス    │  22 │−23 │
│13位│  水戸ホーリーホック   │  16 │−31 │
└───┴──────────────┴─────┴────┘

※湘南ベルマーレは、今節は試合なし。


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