2007年度 観戦記 徳島ヴォルティス戦[第38節] 9月2日(日)
不調を断ち切れず、最下位の徳島にまさかのドロー
京都サンガF.C. 1−1 徳島ヴォルティス 得点者:【京】チアゴ 【徳】長谷川
【 試合前の見所 】
現在、2位の京都サンガF.C.と、最下位の徳島ヴォルティスとの対戦です。
サンガは前節、J1昇格争いのライバルチームであるベガルタ仙台に、終始試合の主導権を握られ、0−1で敗れてしまいました。幸いにも首位の札幌が下位に低迷している水戸に敗れると言う大波乱が起きたため、その首位との勝ち点差は「9」と、その差は開かなかったが、3位に浮上した仙台との勝ち点差は、僅か「3」に詰め寄られてしまった・・・。今節の相手は現在最下位の徳島ヴォルティス。その徳島は前節の愛媛戦の引き分けで、ようやく連敗を「8」で止めるも、只今、9試合白星なしと絶不調で、前節終了時に最下位に転落してしまった。サンガと徳島との今季の対戦成績はサンガの1勝1分け。第1クールの対戦では徳島にまさかの先制点を奪われての無念のドローで終わるも、第2クールでは、当時絶好調だった田原選手の2得点などで、4−0で圧勝している。8月は上位チームとの対戦が多く、連戦の疲れも出たのか、不調に陥り1勝しかできなかっただけに、徳島、愛媛、水戸との下位チームとの3連戦で始まる9月は、3連勝して勢いを取り戻し、首位との勝ち点差を縮め、そして、3位以下との勝ち点差を広げたい。
さて、サンガは下位チームとの3連戦の初戦を勝利で飾る事ができるのか、それとも負けて8月の不調を引きずる事になるのか、果して結果はいかに・・・。
【 試合内容 】
(前半)
サンガは出場停止明けの角田選手がスタメン復帰。それ以外は前節と同様のスターティングイレブンで試合に臨む。試合序盤はアウェイの徳島が中盤を省略して、どんどん前線にボールを放り込んでき、前掛かりになって攻め込んでくる。それに合わせるかのように我らがサンガも、中盤を省略したサッカーを展開してしまっていた。サンガはそんな徳島の攻撃を危なげなく凌いでいたが、何を遠慮しているのか、こちらからは大した攻撃を仕掛ける事もなく、これと言った見所もなく、ゆったりとしたペースで試合が進む。なんとかそんな膠着状態を打開したいところだが、サンガの攻撃陣は徳島の前線からの積極的な守備に手を焼き、シュートすら撃てない状態が続く・・・。どちらかと言えば、徳島ペースのまま試合が進んでいた。そんな膠着した試合が動いたのは前半も終盤に差し掛かった頃だった。前半32分、サンガの右サイドからの片岡選手のグラウンダーのクロスボールが中央に入る。そのボールはなぜかまったくのどフリーにしていた長谷川選手に簡単につながり、焦って前に飛び出してきた平井選手をあざ笑うかのように、その長谷川選手に右足で軽く合わせられ、ゴールイン。(えっ、うそやろぉ・・・。)そのあとも、徳島ペースで試合が進み、徳島はとても最下位のチームとは思えない程、良いサッカーをしていた。そんな中、サンガに決定的チャンスが訪れる。前半35分、相手DFのクリアーミスをパウリーニョ選手が奪い取って相手GKと一対一となり、おなじみの得点パターンにはまった。(よっしゃ、もろぉたぁ〜。)だが、そのパウリーニョ選手が得意の左足で放ったシュートは相手GKのファインセーブにあいゴールならず・・・。前半42分にも、徳重選手の惜しいシュートがあったが、相手DFによって防がれてしまう。どうやらサンガは運にも見放されているようだった・・・。前半の終了間際に、ようやくエンジンのかかったサンガの攻撃陣が怒涛の攻撃を仕掛けるが、結局、得点を奪う事ができず。サンガが1点ビハインドのまま後半へ・・・。
『気を抜きすぎ!! もっと立ち上りからガンガン行かへんから、先制点を奪われるんや・・・。』
(後半)
両チーム共に選手交代はなく前半と同様のメンバーで試合が再開された。ハーフタイムに監督の檄が飛んだのか、後半の立ち上がりは息を吹き返したサンガが押し気味に試合が進む。後半9分、三上選手に代えて渡邉選手を投入。このあと、サンガは圧倒的にボールを支配して、ゴール前を固めた徳島の守備陣を崩そうと試みる。後半19分、徳重選手に代えて中払選手を投入。サンガは攻めるには攻めているが、決定機で決める事ができず、時間だけが刻々と過ぎて行く・・・。後半28分、アンドレ選手に代えて、前回の対戦に2得点を挙げた田原選手を投入する。そして、早速、その田原選手が決定機を迎える。後半29分、最後尾の角田選手からの縦パス一本が最前線の田原選手へとつながった。だが、相手GKとの一対一で田原選手の右足から放たれたシュートは、またしても相手GKのファインセーブにあいゴールならず・・・。サンガサポーターのイライラ度が最高潮に到達し、「怒り」モードを通り越し、「呆れ」モードにギアチェンジしてしまいそうになったその時だった。後半38分、左サイドからの渡邉選手のコーナーキックのボールを、ジャンプして手が使える相手GKの手よりも打点の高いチアゴ選手のヘディングシュートが炸裂! ゴ〜〜ル!! ボールは見事にゴールネットに突き刺さった。だが、サンガの攻撃はこれで撃ち止め・・・。約3分間のロスタイム、サンガの攻撃陣は躍起になって攻め込むも、不発に終わり試合は終了。サンガは最下位の徳島相手にまさかのドローで、勝ち点「2」を取りこぼしてしまった・・・。
首位のコンサドーレ札幌も同じくドロー、3位のベガルタ仙台は今節は試合なしと、上位3チームの勝ち点差には、あまり変動がなかったと言うのが救いと言えば救いなのだが・・・。
『もう、慣れました。勝たなければならない時に、勝てない事に。慣れたら駄目なんですけどね。』
【 サンガの得点シーンの図解 】

【 出場選手の5段階評価 】
名前 評価 コメント
(5段階)
GK 平井 2 落ち着いて対処すれば、あのシュートは防げたような気が・・・。
DF 平島 3 前半は沈滞してましたが、後半からは果敢に攻撃参加してました。
DF チアゴ 3 値千金の得点を奪うも、失点シーンでは裏を取られる失態を・・・。
DF 角田 2 失点シーン、なんで簡単にクロスを上げさせたんやろぉ・・・。
DF 三上 3 試合序盤から、積極的なオーバーラップで好機を作るも無念の途中交代。
MF 斉藤 4 再三、攻撃の起点となるパスを繰り出すも、得点には結び付かず・・・。
MF 石井 3 気迫に満ちた表情がテレビ画面では捕えられてはいたが・・・。
MF 倉貫 3 混戦の中でのボールさばきは巧みだが、それを押し込めないと・・・。
MF 徳重 4 流れの中や、FKでも惜しいシュートがあったが・・・。
FW アンドレ 2 前線でボールが納まらず。ほとんどシュートも撃てず・・・。
FW パウリーニョ 3 ボールを奪ってからの相手GKとの1対1、決めてほしかったぁ・・・。
途中出場
MF 渡邉 4 嫌な流れを変える働きをするも、勝利に導けず・・・。
MF 中払 3 う〜ん、もっと流れを引き寄せる働きをしてほしいなぁ・・・。
FW 田原 3 投入直後の決定機、あれは相手GKを誉めるべきなのか・・・。
監督 美濃部 2 とにかく頑張って下さい。今は貴方を信じるしかありませんので。
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□ 本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー) ■
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□ 徳重 隆明 ■
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【 閲覧者の声(掲示板より抜粋) 】
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ううう〜ん。疲れていたからって言われてもねえ…前半なんか見てると、相手は連敗中だから、まぁ疲れは溜まってるが90分やったら何とか勝てるやろ、みたいな、何とも無策な印象をもちました。疲れていると自覚してるならそれなりに、何か手を考えて欲しいと思ってしまいます。
でも、ライバルチームもまた今回も結構コケてますね。やっぱり今年の夏の暑さでは、J2の過酷な日程はキツイのかもしれません。
記入日 [2007/09/04] ( 1/3 さんより )
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なんとも眠たい試合でした。無策は本当にその通りですね。疲れているならメンバー変えてみるとか、何か手を打って欲しい。いつものスタメン、いつもどおりの交代、それでは相手は怖くないでしょ。選手も監督も動かない、ストレスたまる試合でした。福岡戦で雰囲気変わると思ったのに、まだまだ迷走中ですね。。
記入日 [2007/09/04] ( GU さんより )
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【 他会場の試合結果 】
コンサドーレ札幌 1-1 愛媛FC 得点者:【札】池内 【愛】新井
セレッソ大阪 2-0 水戸ホーリーホック 得点者:【大】古橋、香川
サガン鳥栖 3-1 アビスパ福岡 得点者:【鳥】清水、金、藤田 【福】布部
湘南ベルマーレ 1-1 モンテディオ山形 得点者:【湘】原 【山】横山
東京ヴェルディ1969 3-1 ザスパ草津 得点者:【東】フッキ(3) 【草】尾本
【 Jリーグディビジョン2 順位表(第38節終了時点) 】
┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│ チーム名 │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│ コンサドーレ札幌 │ 72 │ 23 │
│ 2位│ 京都サンガF.C. │ 63 │ 17 │
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│ 3位│ ベガルタ仙台 │ 59 │ 11 │
│ 4位│ 東京ヴェルディ1969 │ 58 │ 15 │
│ 5位│ アビスパ福岡 │ 56 │ 21 │
│ 6位│ 湘南ベルマーレ │ 56 │ 15 │
│ 7位│ セレッソ大阪 │ 55 │ 4 │
│ 8位│ サガン鳥栖 │ 54 │ −3 │
│ 9位│ モンテディオ山形 │ 44 │ −3 │
│10位│ 愛媛FC │ 32 │−22 │
│11位│ ザスパ草津 │ 31 │−25 │
│12位│ 徳島ヴォルティス │ 27 │−22 │
│13位│ 水戸ホーリーホック │ 24 │−31 │
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※ベガルタ仙台は、今節は試合なし。
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