2007年度 観戦記 愛媛FC戦[第39節] 9月9日(日)
勝つには勝ったが、不調の愛媛相手に2点目を奪えず
愛媛FC 0−1 京都サンガF.C. 得点者:【京】チアゴ
【 試合前の見所 】
現在、2位の京都サンガF.C.と、10位の愛媛FCとの対戦です。
サンガは前節、最下位の徳島ヴォルティスに先制点を奪われ、1−1のドローと言う結果に終わり、勝ち点「2」を取りこぼしてしまいました。序盤から徳島に試合の主導権を握られて、サンガはシュートすら撃てない状態が続く。後半こそはサンガが盛り返すも、どちらが最下位のチームなんか、疑問が抱かれる試合内容だった・・・。今節の相手は現在10位の愛媛FC。その愛媛は前節、首位の札幌相手に先制点を奪われるも、後半開始早々に新井選手の技ありの得点で同点に追いつき、その後の札幌の猛攻を凌いで、首位の札幌からしぶとく勝ち点「1」をもぎ取っている。第34節には仙台を3−0で降し、上位キラーぶりを発揮しており、サンガも同じ轍を踏まないように注意したい。サンガと愛媛との今季の対戦成績はサンガの1勝1敗。第1クールではサンガが2人の退場者を出し、0−3での惨敗を喫している。第2クールではサンガが2点を先制するも、退場者を出した愛媛相手に得点を奪われて1点差に詰め寄られ、なんとか2−1で逃げ切ったと言う試合だった。以上のような事で、勢いに乗せると非常に厄介な相手だと言うことが分かるだろう。乗せると恐い相手だけに、前節で徳島相手に犯した失敗を繰り返さぬよう、受身に回らず、序盤から積極的に攻撃を仕掛け、愛媛に試合の主導権を渡さないようにしたい。
さて、サンガは第3クールの最終戦を勝利で飾り、気持ちよく第4クールを迎えたいところだが、果して結果はいかに・・・。
【 試合内容 】
(前半)
サンガは先日、柏レイソルからサンガに新加入した中谷選手を、左SBでいきなりのスタメン起用。そして、累積イエローで欠場となった倉貫選手に代わって、渡邉選手を右サイドで4試合ぶりにスタメンで起用する。それ以外は前節と同様のスターティングイレブンで試合に臨む。試合立ち上がり、サンガの弱点であるディフェンスの裏のスペースにボールを出され、そこから崩されて中央に簡単にクロスボールを入れられる。そして、ゴール前の角田選手と平島選手の間に入られた大木選手にヘディングシュートを喰らうが、そのシュートは左に大きく外れて事なきを得るが、あわや失点と言うシーンだった。しかし、サンガはその立ち上がりのピンチで目が覚めたのか、そのあとは短くパスをつなげる、持ち前のサッカーを披露していた。そして、早い時間帯で試合が動く。前半8分、左サイドからの徳重選手のコーナーキックのボールがゴール中央に上がった。そのボールを相手DF二人に挟まれながらも、チアゴ選手がそれをもろともせずに割って入ってきて、強引に首を大きく振って放ったヘディングシュートが見事にゴールネットに突き刺さった。ゴ〜〜ル!! チアゴ選手の2試合連続となる得点で、サンガが幸先良く先制点を挙げた。そのあとは、サンガがゆっくりとボールを回しながら、マイボールをキープして試合を落ち着かせる。愛媛の稚拙な攻撃にも助けられ、サンガは危なげなく試合を進めていた。だが、攻撃に関しては今ひとつの出来・・・。中盤では軽快にパスをつなげ、攻撃を組み立てるが、肝心要のフィニッシュが決まらず・・・。結局、このまま試合は動かず前半は終了。サンガが1点リードのまま後半へ・・・。
『こんな不調の愛媛相手に、セットプレーからしか得点を取れないようでは、悲しすぎるぞぉ・・・。』
(後半)
両チーム共に選手交代はなく前半と同様のメンバーで試合が再開された。後半も、前半と同様に開始早々にサンガの左サイドを崩され、簡単にクロスボールを上げられる。そして、ゴール前に走り込んできた大木選手の足に当たれば得点と言うシーンだったが、僅かに届かず。今回も相手選手の決定力不足に助けられる。(J1のFWやったら間違いなく決められてるでぇ・・・。)だが、危険な場面これくらいで、そのあとは愛媛の非常に生ぬるいプレッシャーの中でプレーさせて頂き、サンガは落ち着いてボールをキープする事ができていた。この練習試合のようなありがたい環境の元で、試合を決定付ける追加点を奪いたいところだが、如何せんシュートが決まらない・・・。後半18分、アンドレ選手に代えて田原選手を投入する。このあとも、渡邉選手のポストに当たるシュートなど、数多くの決定機を作る事はできるが、やはりシュートが決まらない・・・。後半29分、攻守に渡って大活躍のチアゴ選手に代えて森岡選手を投入する。(えっ、なんで? 怪我でもしたのか??)。後半も終盤に差しかかってくると、サンガの攻撃陣は攻め疲れたのか足が止まってき、逆に愛媛に押し込まれる場面も出てくる。だが、幸いにも愛媛の決定力不足に助けられ、失点には至らずにいた。後半35分、中谷選手に代えて、今季初出場となる星選手を投入する。(星選手を右サイドに、渡邉選手を左SBに配置)。結局、このあと、両チーム共に得点の入る気配は感じられず、眠気を誘う試合展開のまま、サンガが虎の子の1点を守り切り試合は終了。
今節は首位のコンサドーレ札幌が試合がなかったため、サンガはその首位との勝ち点差を「6」に縮める事ができた。しかし、多くの課題を残す試合内容で、決して手放しで喜べる試合ではなかったのは言うまでもないだろう・・・。
『全然あかん。なんで1点しか取れへんの? ハイ、結果が大事だとは分かってますが・・・。』
【 サンガの得点シーンの図解 】

【 出場選手の5段階評価 】
名前 評価 コメント
(5段階)
GK 平井 3 相手攻撃陣のシュートが少なく、ほとんど仕事がありませんでした。
DF 平島 3 相手が相手だけに、もっと果敢に攻め上がっても良かったのでは?
DF チアゴ 5 高さと強さで愛媛の選手を寄せ付けず。だが、謎の途中交代。
DF 角田 4 前線にも顔を出しての攻撃参加は「◎」。気合が入ってましたね!
DF 中谷 3 ようこそお越しやす。まだどんな選手かよく分かりませんが・・・。
MF 斉藤 4 良いサイドチェンジのパスで攻撃の起点となるが、得点には至らず。
MF 石井 4 平井選手が飛び出した無人ゴールを堅守。助かったぁ・・・。
MF 渡邉 4 長いドリブルからのポストに当たるシュート。決まっていれば絶賛もの。
MF 徳重 4 珍しく、どフリーでの決定機を外す場面が・・・。決めてくれぇ・・・。
FW アンドレ 3 チャンスが多くあっただけに、もっと積極的に得点を狙ってほしかった。
FW パウリーニョ 3 やはりエースが得点を取れないと、攻撃陣が波に乗れません。
途中出場
FW 田原 3 もっと動き回って、自らボールを引き寄せる動きが必用。
DF 森岡 3 他チームからすれば「なぜベンチスタート?」って言う感じでしょうね。
MF 星 3 京都ローカルな話題で悪いですが、CMではなく試合で目立ってほしい。
監督 美濃部 3 セットプレーでしか得点が奪えないのが残念でなりません。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■ □
□ 本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー) ■
■ □
□ チアゴ ■
■ □
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【 閲覧者の声(掲示板より抜粋) 】
━…━… ここから ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
がんがん攻めてましたね、前節のうっぷんが晴れました。その割りに得点は1点だけでしたが、何よりこの勝ち点3は大きい!今の順位を死守しようという気持ちが伝わってくる試合でした。星選手の姿を久しぶりに見て胸が熱くなりました。もっと色んな選手にチャンスが回ってくれればいいなと思います。
記入日 [2007/09/09] ( 1/3 さんより )
━…━… ここまで ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
━…━… ここから ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
私も今回の試合は満足です。まだまだ危ない場面はありますが、勝ちたい気持ちが見えたと思います。星はがつがつプレーしてましたね、他の選手も同じ思いなのでは?ダイシまた見たいです!
記入日 [2007/09/10] ( GU さんより )
━…━… ここまで ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
【 他会場の試合結果 】
水戸ホーリーホック 0-1 モンテディオ山形 得点者:【山】石川
ザスパ草津 0-0 徳島ヴォルティス
ベガルタ仙台 1-0 サガン鳥栖 得点者:【仙】萬代
アビスパ福岡 0-1 セレッソ大阪 得点者:【大】小松
湘南ベルマーレ 1-1 東京ヴェルディ1969 得点者:【湘】エドワルド・マルケス 【東】フッキ
【 Jリーグディビジョン2 順位表(第39節終了時点) 】
┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│ チーム名 │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│ コンサドーレ札幌 │ 72 │ 23 │
│ 2位│ 京都サンガF.C. │ 66 │ 18 │
┝━━━┿━━━━━━━━━━━━━━┿━━━━━┿━━━━┥
│ 3位│ ベガルタ仙台 │ 62 │ 12 │
│ 4位│ 東京ヴェルディ1969 │ 59 │ 15 │
│ 5位│ セレッソ大阪 │ 58 │ 5 │
│ 6位│ 湘南ベルマーレ │ 57 │ 15 │
│ 7位│ アビスパ福岡 │ 56 │ 20 │
│ 8位│ サガン鳥栖 │ 54 │ −4 │
│ 9位│ モンテディオ山形 │ 47 │ −2 │
│10位│ 愛媛FC │ 32 │−23 │
│11位│ ザスパ草津 │ 32 │−25 │
│12位│ 徳島ヴォルティス │ 28 │−22 │
│13位│ 水戸ホーリーホック │ 24 │−32 │
└───┴──────────────┴─────┴────┘
※コンサドーレ札幌は、今節は試合なし。
← 前節へ戻る 次節へ進む →
△ページの最上部へ
|