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2007年度 観戦記 サガン鳥栖戦[第48節] 10月28日(日)

鳥栖に完敗し、順位も4位に転落

サガン鳥栖 3−0 京都サンガF.C.
得点者:【鳥】藤田、金、加藤


【 試合前の見所 】

現在、3位の京都サンガF.C.と、8位のサガン鳥栖との対戦です。

サンガは前節の愛媛戦で先制点を奪われるも、セットプレーからのパウリーニョ選手の得点で、前半のうちに同点に追いつく。そして、迎えた後半、途中出場の田原選手の2ゴールで愛媛を突き放し、3−1の逆転勝利で勝ち点「3」を積み上げる事に成功した。この勝利で前節試合のなかった仙台に勝ち点差で上回り3位に浮上し、同じく勝ち点「3」を積み上げた上位2チームを追走する事ができた・・・。今節の相手は現在8位のサガン鳥栖。その鳥栖は前節、絶好調の東京V相手に3点を先制されるも、そこから貪欲に2点を取り返すと言う、粘り強さを見せている。サンガと鳥栖との今季の対戦成績は、1勝1分け1敗と互角の試合結果。鳥栖は8位と言う順位に甘んじているものの、この対戦成績を見れば、サンガとの力の差は順位ほど開いてないことは明白だろう。加藤監督に変わってから、練習も非公開が多く、選手起用も流動的でスタメン予想も難しい状態だが、その斬新な采配がサポーターを楽しませてくれている。上野選手、中山選手、田原選手と、加藤監督が抜擢した選手が、その監督の期待に応えており、今節もどのような選手が活躍して勝利に導いてくれるのか注目したい。

さて、サンガは前節終了時に3位に浮上するも、依然として厳しい状態は変わっていないため、勝って確実に勝ち点「3」を積み上げたいところだが・・・。


【 試合内容 】
(前半)

ここ数試合、スタメンを固定せず流動的に選手を起用している加藤監督は、この試合でもメンバーを変えてきた。最終ラインは怪我で戦線離脱していたチアゴ選手が秋田選手に代わりスタメン復帰。中盤は前節、途中出場で良い流れをもたらした斉藤選手をスタメンで起用し、角田選手、石井選手と共に中盤を構成する。そして、驚くべき事に3トップの一角に、久々の試合出場となる美尾選手を抜擢。その美尾選手を左に、中央にパウリーニョ選手、右に徳重選手と言う3トップで攻撃を担う。(その他は前節と同様のメンバー。)試合立ち上がりは、ほぼ互角の展開。サンガは中盤で鳥栖の攻撃を防ぎ、その中盤での攻防はサンガが一枚上手であった。だが、最前線の攻撃に関しては上背のない3人で構成する3トップにボールが渡る事が少なく、なかなか攻撃の形を作れずにいた。しかし、時間経つにつれて、角田選手が中盤でボールを奪い、そこから美尾選手を走らせ、その美尾選手が左サイドを崩してセンタリングを上げると言う攻撃がハマってくる。だが、その攻撃パターンをもってしても、得点を奪えずにいた。・・・とは言うものの、ボールキープ率は圧倒的にサンガの方が上。サンガが押せ押せムードで鳥栖陣内に攻め込み、サンガの得点は時間の問題かと思っていた。だが、先制点を奪ったのは・・・。前半25分、サンガの右サイドから、金選手→高橋選手→藤田選手と流れるようなパスワークを見せられ、最後は左足でその藤田選手に決められてしまった。さらに、サンガを窮地に陥れるシーンが続く・・・。前半30分、サンガの右サイドで角田選手が相手選手を倒してしまいフリーキックを献上する。その右サイドからのフリーキックをゴール前のチアゴ選手がクリアーするかと思いきや、ボールはそのチアゴ選手の頭上を越え、その背後の金選手の頭上に。その金選手の当たり損ねのヘディングシュートは上野選手が辛うじて防ぐが、そのこぼれ球を金選手に右足で押し込まれゴールイン。サンガは2点のビハインドを背負ってしまう。さらにさらに、前半33分、サンガの右サイドからのコーナーキックを、中央の加藤選手にドンピシャリで、敵ながら鮮やかなヘディングシュートを決められ万事休す・・・。サンガは前半で3点のビハインドを背負ってしまう。この直後もあわや失点と言う場面が見られ、試合は完全に鳥栖ペースとなってしまう。そこで、サンガベンチが動く。前半37分、美尾選手に代えて田原選手、徳重選手に代えて渡邉選手を投入と、一気に二人を代えて、選手交代で活路を開こうとする。だが、一度傾いた流れは容易には取り戻すことはできず、このあとも鳥栖ペースが続く。そして、前半のロスタイムと言う時間帯で、サンガベンチは中谷選手に代えて倉貫選手を投入し、早くも3枚目のカードを使って勝負をかける。サンガが3点ビハインドのまま後半へ・・・。

『な、なんで、良い動きをしていた美尾選手を下げるんやぁ! 全然理解できひんでぇ!!』


(後半)

サンガは前半で3人の交代枠を使ってしまったので、前半と同様のメンバーで3点を追う形となる。その重くのしかかる3点のビハインドがプレッシャーとなっているのか、サンガは冷静さを失っており、せっかく投入した田原選手の高さも、渡邉選手のスピードも生かす事ができずにいた。前半では中盤を制していたが、その中盤でもボールがつながらず・・・。サンガの得点源であるパウリーニョ選手に至っては、ボールすら触れられない状態・・・。サンガサポーターにとってはもどかしい時間帯が続く・・・。そんな最中、決定的チャンスを見出したのは鳥栖の方だった。後半27分、上野選手が自陣ゴール前に飛んできたボールに対処するため、ペナルティエリアの外に飛び出したもののクリアーしきれず、ボールを藤田選手に奪われてしまう。その藤田選手が左足で落ち着いて狙いすまして放ったシュートは無人のゴールに向かって飛んで行く。(あぁ〜、やられたぁ・・・。)幸いにもそのボールは左ポストに当たって失点には至らず、ここは藤田選手のシュートミスに助けられた・・・。なんとか1点でも返してほしいと言うサポーターの切なる思いも届かず、このあとも鳥栖のペースが続く・・・。サンガは得点の臭いは全くせず、時間だけが刻々と過ぎて行く・・・。そして、約5分間のロスタイムに突入する。そのロスタイムにパウリーニョ選手の惜しいシュートもあったが、ゴールネットを揺らす事はなく、結局そのまま試合は終了。

今節は前節終了時に4位だった仙台が勝ったため、サンガは再び4位に転落する。サンガはとうとう崖っぷちに追い込まれた・・・。

『勝負はこれからです。昇格の可能性は充分残っています。諦めずに応援していきましょう!』


【 出場選手の5段階評価 】

   名前    評価  コメント
       (5段階)
GK 上野     2 あわや失点と言う不用意な飛び出しもあり、安定感を欠く。
DF 平島     3 攻撃参加は「◎」。だが、その隙を鳥栖に突かれてしまう・・・。
DF チアゴ    2 万全の状態ではなかったし、SBをこなせる選手ではないと思います。
DF 森岡     3 う〜ん、ディフェンスリーダーとして、3失点では・・・。
DF 中谷     2 特にこれと言ったプレーもできずに、前半での途中交代・・・。
MF 斉藤     2 スタメン復帰も好機を演出できず。見せてくれぇ〜、おまえの技を!
MF 石井     2 申し訳ないですが、失点後に下げるのは、この選手だったのでは?
MF 角田     3 すみません、これだけ器用な選手だと思っていませんでした。
FW 徳重     2 右サイドからの攻撃は少なく。途中交代も仕方なしか・・・。
FW 美尾     4 前半から果敢に左サイドを崩してました。なぜ、交代を・・・。
FW パウリーニョ 3 この選手が決める時に決めてくれないと辛いですぅ・・・。


途中出場
FW 田原     2 どんどんこの選手の頭めがけて放り込まないと・・・。
MF 渡邉     2 貴方の持ち味は何? 失敗を恐れず、もっと果敢に攻め込んでくれ!
MF 倉貫     3 もっと、チームの士気を高める熱さがほしいですぅ・・・。


監督 加藤     1 美尾選手を抜擢したのなら、90分間、信じて使ってほしかったです。


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        □   本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー)  ■
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        □            美尾 敦          ■
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【 閲覧者の声(掲示板より抜粋) 】

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テレビ観戦でした。がっくり。。やっぱりというか何と言うか、鳥栖には勝てないですね。先制されるまでは良かったと思ったけど、攻撃は前線が小さい選手ばかりなのにふわっとしたクロスばっかり。交代後も全く得点の気配なし。あと、チアゴはイマイチのように思いました。チアゴのロングボールが決まったのを見たことないよ。。今日は立て続けに取られて集中が切れて自滅した印象。シーズン序盤ならこういう日もある、と思えますが今ここにきてこの試合はないよなあ。。残り試合、相手には関係なくただ勝つのみです!分ってるかみんな!!

                                記入日 [2007/10/28]  ( GU さんより )

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いいところなしでしたね。何か心の隙を突かれる様にあれよあれよという間に3点取られてそれが全てだった…。いやいやまだまだですぞ。今年のサンガはここからだ、残り試合に全てを賭けろ! シビレるくらいの意地を見せてくれ! 美尾…頑張ってたんだけどな、流れを変えるためとはいえ早々に交代は悔しかっただろうな。また出てきて華麗なテクニックを見せて欲しいな。

                                記入日 [2007/10/29]  ( 1/3 さんより )

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【 他会場の試合結果 】

ベガルタ仙台 1-0 アビスパ福岡
得点者:【仙】萬代

愛媛FC 0-1 コンサドーレ札幌
得点者:【札】西

モンテディオ山形 0-1 湘南ベルマーレ
得点者:【湘】エドワルド・マルケス

徳島ヴォルティス 0-2 セレッソ大阪
得点者:【大】ジェルマーノ、ゼ・カルロス

ザスパ草津 2-2 東京ヴェルディ1969
得点者:【草】カレカ、高田 【東】フッキ(2)


【 Jリーグディビジョン2 順位表(第48節終了時点) 】

┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│  チーム名        │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│  コンサドーレ札幌    │  87 │ 21 │
│ 2位│  東京ヴェルディ1969 │  84 │ 32 │
┝━━━┿━━━━━━━━━━━━━━┿━━━━━┿━━━━┥
│ 3位│  ベガルタ仙台      │  79 │ 18 │
│ 4位│  京都サンガF.C.     │  78 │ 19 │
│ 5位│  セレッソ大阪      │  75 │ 14 │
│ 6位│  湘南ベルマーレ     │  71 │ 17 │
│ 7位│  アビスパ福岡      │  67 │ 19 │
│ 8位│  サガン鳥栖       │  62 │ −7 │
│ 9位│  モンテディオ山形    │  54 │−10 │
│10位│  愛媛FC        │  42 │−25 │
│11位│  ザスパ草津       │  39 │−28 │
│12位│  徳島ヴォルティス    │  32 │−32 │
│13位│  水戸ホーリーホック   │  28 │−38 │
└───┴──────────────┴─────┴────┘

※水戸ホーリーホックは、今節は試合なし。


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