2008年度 観戦記 コンサドーレ札幌戦[第10節] 5月3日(土)
4試合ぶりの勝利で、連敗を「3」で止める
京都サンガF.C. 1−0 コンサドーレ札幌 得点者:【京】アタリバ
【 試合前の見所 】
現在、13位の京都サンガF.C.と17位のコンサドーレ札幌との対戦です。
サンガは前節のジュビロ磐田戦で、試合立ち上がり早々にセットプレーから失点を許し、そのあとも、立て直すどころか逆に流れの中から失点を許し、2点のビハインドを背負って前半を折り返す。迎えた後半も、良い攻撃の形は作るものの得点を挙げる事ができず、そのまま試合は終了。2試合連続で退場者を出したあとの試合で、その悪い流れを断ち切りたかったが、その望みを叶える事ができず、3戦連続の無得点での3連敗と言う結果に終わってしまった・・・。今節の相手は、ここまで2勝1分け6敗と言う成績で、現在17位に沈んでいるコンサドーレ札幌。札幌と言えば、作季、共にJ2の激戦を戦い抜いたチーム。その作季の対戦成績は、サンガの1勝1分け2敗と負けが先行しており、今こそ当時の借りを返したい。今節もパウリーニョ選手と田原選手を欠く事となるが、攻撃面に関しては、とにかくどんな形でも良いので得点を挙げ、3戦連続無得点の嫌な流れを食い止めたい。そして、守備面については、ここ最近は相手チームに研究されてきた影響もあり、シジクレイ選手を外したところでの失点が多いため、他の選手の頑張りに期待したい。
さて、もし今節でサンガが負ける事があれば、見たくもない降格ラインが目前に迫ってきてしまう。必ず勝って、ここまでの嫌な流れを断ち切りたいところだが・・・。
【 試合内容 】
(前半)
サンガは前節に引続き、今節もメンバーを大幅に入れ替えてきた。ゴールキーパーは今節も水谷選手を起用。守備陣は最初からシジクレイ選手をセンターバックに、手島選手と増嶋選手と共に3バックを構成する。中盤は佐藤選手と中山選手のダブルボランチ、右に渡邉選手、左に中谷選手と言う布陣。攻撃陣はアタリバ選手をFWで起用し、林選手と柳沢選手と共に3トップで得点を狙う。アタリバ選手のFW起用と言う奇策に、驚きと戸惑いを感じていたが、試合開始早々にそんな不安を拭い去るように、そのアタリバ選手から決定機が演出される。前半1分、中盤からのアタリバ選手の縦パス一本が、ゴール前の柳沢選手と相手GKの間に繰り出された。そのボールに反応した柳沢選手が、相手GKとのスピード勝負に競り勝ち、左足を懸命に伸ばしてループシュートを放ったあとに激突し、頭を負傷してしまう。しかも、そのループシュートも残念ながら左にそれてゴールならず・・・。このプレーのあとも、試合序盤はサンガが攻めて、札幌がそれを凌いでカウンターを仕掛けると言う流れが多く見られていた。そして、待望の先制点を奪ったのは・・・。前半20分、中盤で佐藤選手→アタリバ選手→佐藤選手と流れるようなパス交換で相手DFを翻弄し、相手ゴール前に迫る。そして、その佐藤選手の右足から繰り出された優しいラストパスがアタリバ選手へと渡った。アタリバ選手は前にいた相手DFをすばやくかわして、右足でパンチの効いた強烈なシュートを放った。そのグラウンダーのシュートは見事にゴールネットを揺らした。ゴ〜〜ル!! 前半の早い時間帯で、待ちに待った4試合ぶりの得点がサンガに入った。サンガはこのあとも守りに入らず、試合の主導権を握っていた。そんな最中、サンガに決定機が訪れる。前半30分、中盤でボールを奪った中谷選手からアタリバ選手へとボールが渡る。そして、そのアタリバ選手からダイレクトで右足で放った浮き球のパスは柳沢選手と相手GKの間に落ちた。いち早くそのボールに到達した柳沢選手が、右足で上手く前に出てきた相手GKをかわしシュートを放とうと思った瞬間、その相手GKが柳沢選手をつかんで引き倒した。誰の目で見てもファールと分かるようなプレーで相手GKにイエローカードが掲示され、サンガにPKが与えられた。PKのキッカーはもちろん我らがサンガのエース柳沢選手・・・。ではなく、ボールの前に立ったのはシジクレイ選手だった。後半31分、そのシジクレイ選手が丁寧に右足で放ったシュートはゴール右下隅に吸い込まれ・・・。なかった・・・。なんと、枠を外してノーゴール。(え!? うそやろぉ・・・。)目を疑うようなシーンを目の当たりにして戸惑うサンガサポーター・・・。このあとも、柳沢選手と林選手が決定機でシュートを放つが、得点を挙げる事ができず、運に見放されているようなシーンが続く・・・。結局、前半は追加点を挙げる事ができずに終了。サンガが1点リードのまま後半へ・・・。
『う〜ん、あのPK失敗は痛い・・・。後半に響かなければ良いけど・・・。』
(後半)
サンガには選手交代はなく、前半と同様のメンバーで試合が再開された。後半もサンガが良い試合の入り方をし、札幌陣内に攻め込む場面が多く見られていた。後半6分、林選手に代えて徳重選手を投入。このあと、札幌に攻め込まれる場面も少しばかりあったが、シジクレイ選手を中心とした守備陣が危なげなく対応し、その札幌の攻撃をシャットアウトしていた。1点を追いかける札幌が前掛かりに攻め込んでくると、サンガのすばやいカウンター攻撃が活きてくる。そんなサンガの巧みな試合運びに手を焼いてしまったのか、札幌の攻撃の勢いも衰えてき、試合は次第にこう着状態となってくる・・・。そうこうしているうちに、後半も終盤に差し掛かってき、サンガが虎の子の1点を守りに入るのかと思いきや、後半25分、アタリバ選手に代えて西野選手を投入と強気の采配をするサンガベンチ。このあと、サンガの選手達もこの監督の交代に応えるかのように攻撃の手を強め、柳沢選手が決定的なシュートを放つなどチャンスを作り出す。だが、依然として追加点を奪う事ができず・・・。後半41分、サンガベンチはその柳沢選手に代えて平島選手を投入し、ようやく逃げ切り体勢に入った。そして、約4分間のロスタイムに突入する。そのロスタイムに、札幌に攻め込まれ、ヒヤッとする場面も少なからずあったが、きっちりと守り切り試合は終了。
サンガは残留争いの当面のライバルである札幌を降し、その札幌との勝ち点差を「7」に広げる事に成功した・・・。
『サンガが強くなったんか、札幌の調子が悪かったんかどっちなんやろ・・・。』
【 出場選手の5段階評価 】
名前 評価 コメント
(5段階)
GK 水谷 3 ほとんど見せ場なし。それほど守備が安定していたと言う事ですね。
DF 増嶋 3 闇雲に蹴らずに、もう少しキックの精度を上げてほしいなぁ・・・。
DF シジクレイ 4 あのPKは決めないと・・・。ちょっと狙い過ぎたんかなぁ・・・。
DF 手島 4 状況判断も良いし、スピードもあるし、一対一も強い!!
MF 中谷 4 常に前に向かう我武者羅なプレーがすばらしいですね。
MF 中山 3 周りに気を使いすぎです。この位置での起用はどうなんやろ・・・。
MF 佐藤 5 得点はこの選手が0.8点取ったと言っても良いでしょう。
MF 渡邉 3 恐がらずにもっと積極的に攻撃参加してほしいなぁ・・・。
FW アタリバ 5 監督の奇策にきっちりと応える。落ち着いてよく決めてくれました。
FW 柳沢 3 「PKを蹴らせてくれ!」と懇願するくらいの熱い気持ちがほしい。
FW 林 4 動きも良く、良いシュートもあった。あとは結果のみ・・・。
途中出場
FW 徳重 4 積極的にシュートを狙う姿勢が良いですね。そろそろ得点を決めて!
FW 西野 3 難しいと思いますが、限られた時間内に結果を出して下さい。
DF 平島 − スタメン奪回目指して、腐らずに頑張って下さいね。
監督 加藤 3 PKのキッカーは、なんでシジクレイ選手なん??
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□ 本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー) ■
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□ 佐藤 勇人 ■
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【 閲覧者の声(掲示板より抜粋) 】
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勝ったー、うれしー! 強いサンガが戻ってきた(と、思う)。シュートはあまり入らなかったけど、今日の戦いで良いです。ワクワクさせてもらいました。柳沢選手、あなたの頑張りに感動しました。勝利直後の秋田コーチの「ヘーイ!ヘーイ!」もよかったね!
記入日 [2008/05/03] ( 1/3 さんより )
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今期初観戦でしたので勝って良かったです。危ないと思うシーンもほとんどなく終始サンガペースだったように思います。あえていえばPKをはずしたとことチャンスがいくつもあったのにきめきれなかったとこかな。でも勝ったからいいや! この調子で頼みますよ!!!
記入日 [2008/05/03] ( あきっち さんより )
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GWは某馬で有名な神社の祭の関係で休めません;; というわけで今KBSの録画中継を見てます。柳沢のノーゴール場面が終わったところです。今日の試合はハードだったと思いました。次はPKとかも決めてくれることでしょう。それより札幌に試合をさせなかったことも大きいように感じました。結果を知ってたこともあるだろうけど、0で抑えたことが一番よかったですね〜。次のフクアリでもがんばってほしいです。
記入日 [2008/05/03] ( NN さんより )
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勝ちました! 良かったです。内容的にも札幌を圧倒したように感じました。でも結果は1点だけでした。もっと何回もチャンスあったのでそれを決めるのが課題でしょうか。とにかく今日の勝利は大きいです、次もこの調子でいきましょう!
記入日 [2008/05/03] ( GU さんより )
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【 他会場の試合結果 】
大分トリニータ 3-1 アルビレックス新潟 得点者:【大】金崎、松橋、小林(亮) 【新】矢野
名古屋グランパス 1-2 ガンバ大阪 得点者:【名】小川 【大】バレー(2)
大宮アルディージャ 0-3 FC東京 得点者:【東】梶山、カボレ、長友
東京ヴェルディ 3-2 横浜F・マリノス 得点者:【東】フッキ、ディエゴ、福西 【横】ロニー(2)
清水エスパルス 1-1 ジュビロ磐田 得点者:【清】原 【磐】駒野
ジェフユナイテッド千葉 0-1 柏レイソル 得点者:【柏】アレックス
川崎フロンターレ 3-2 鹿島アントラーズ 得点者:【川】谷口、鄭、中村 【鹿】マルキーニョス、青木
ヴィッセル神戸 1-1 浦和レッズ 得点者:【神】吉田 【浦】阿部
【 Jリーグディビジョン1 順位表(第10節終了時点) 】
┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│ チーム名 │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│ 浦和レッズ │ 20 │ 10 │
│ 2位│ FC東京 │ 20 │ 5 │
│ 3位│ 名古屋グランパス │ 19 │ 5 │
│ 4位│ 鹿島アントラーズ │ 18 │ 9 │
│ 5位│ 川崎フロンターレ │ 17 │ 1 │
│ 6位│ 横浜F・マリノス │ 16 │ 5 │
│ 7位│ 大宮アルディージャ │ 15 │ 2 │
│ 8位│ ガンバ大阪 │ 15 │ 0 │
│ 9位│ ヴィッセル神戸 │ 14 │ 3 │
│10位│ ジュビロ磐田 │ 14 │ 2 │
│11位│ 大分トリニータ │ 14 │ 1 │
│12位│ 京都サンガF.C. │ 14 │ −4 │
│13位│ 柏レイソル │ 13 │ 0 │
│14位│ 清水エスパルス │ 12 │ −2 │
│15位│ 東京ヴェルディ │ 11 │ −5 │
│16位│ アルビレックス新潟 │ 9 │ −8 │
│17位│ コンサドーレ札幌 │ 7 │−10 │
│18位│ ジェフユナイテッド千葉 │ 2 │−14 │
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