2008年度 観戦記 横浜F・マリノス戦[第13節] 5月17日(土)
なんとかオウンゴールで逃げ切るが、決定力不足は深刻
京都サンガF.C. 1−0 横浜F・マリノス 得点者:【京】オウンゴール
【 試合前の見所 】
現在、16位の京都サンガF.C.と7位の横浜F・マリノスとの対戦です。
サンガは前節、未だ勝ち星がなく、最下位に沈んでいるジェフユナイテッド千葉に0−1で敗れ、その千葉に今季リーグ戦初勝利をプレゼントしてしまいました。試合全体を通して両チーム共に見せ場が少なく、千葉の勝ちたい気持ちだけが、色濃く心に残った試合だった・・・。今節の相手はここまで5勝4敗3分けと言う成績で現在7位に付けている横浜F・マリノス。前節はガンバ大阪相手に、先制点を奪われながらも、粘り強く同点に追いつき2−2で引き分けている。今季の横浜FMの戦歴を見てみると、負けても僅差での敗戦で大敗する事がなく、非常に手堅いチームだと思われる。攻撃面に関しては3−0と大勝する試合が2試合もあり、調子づかせると非常に厄介な相手となるだろう。対する我らがサンガはここ5試合で1得点と、重度の決定力不足に陥っているため、横浜FMに先制点を奪われて守備固めに入られると、焦りから窮地に立たされる危険性があると思われる。対抗策としては、序盤から受け身にならずに積極的に攻め立て、先制点を奪って試合を優位に進めたい。
さて、前節の敗戦で16位に順位を落とし、降格ラインを目前にしてしまった我らがサンガ。勝って少しでも順位を上げて、リーグの中断期間に入りたいところだが・・・。
【 試合内容 】
(前半)
サンガのスターティングイレブンは以下の通り。ゴールキーパーはここ数試合スタメンを確保している水谷選手。守備陣は右から平島選手、増嶋選手、手島選手、中谷選手の4バック。中盤はアタリバ選手、シジクレイ選手、佐藤選手の3人が流動的に動く模様。前線は田原選手を1トップ気味に、渡邉選手と徳重選手がその両脇を担う。(柳沢選手は扁桃炎のため今節は欠場となる。)試合立ち上がりは、今季初のFW起用となる渡邉選手が、右サイドからドリブルで切れ込みチャンスを見出し、試合の主導権を握るが、徐々に横浜FMに押し返され、五分五分の試合展開となる。サンガは数少ないながらもシュートチャンスを作るが、その決定機を日本屈指のDFである中澤選手にことごとく防がれてしまう・・・。そんな攻めぎ合いの中、前半20分、シジクレイ選手のスルーパスから、その中澤選手の背後に抜け出した田原選手が、素晴しいトラップで相手DFをかわして左足でシュートを放つが僅かにクロスバーの上・・・。だが、決定機を作っているのはサンガの方が多く、流れはサンガにあった。このサンガの時間帯で得点がほしいところだが、横浜FMが山瀬選手を起点に盛り返してき、その横浜FMの流れに移行する。だが、サンガも押されっぱなしではなくて、田原選手が良い形でシュートまで持ち込むが、如何せんシュートが枠に飛ばない・・・。対する横浜FMも、前半ロスタイムに、ゴール前の混戦の中、ロニー選手が強烈なシュートを放つが、サンガの守護神である水谷選手の好セーブで危機を脱した。前半はゴール前での見所が多い好ゲームが繰り広げられたが、両チーム共に得点を挙げる事ができず、0−0のまま後半へ・・・。
『こりゃ〜、1点勝負やなぁ・・・。田原選手が決めてくれそうな気がするんやけど・・・。』
(後半)
両チーム共に選手交代はなく、前半と同様のメンバーで試合が再開された。後半立ち上がりも、サンガは田原選手にボールを集めて良い攻撃の形を作っていた。中盤での横浜FMのプレスが緩く、サンガのパスが面白いようにつながる。(これはいけるぞぉ〜)後半9分、とにかく得点がほしいサンガは平島選手に代えて中山選手を投入し、攻撃に厚みを増す。そして、待望の先制点が生まれる。後半16分、右サイドから渡邉選手が様子を見ながらゆっくりとドリブルで持ち上がり、中央にボールを入れる。まずは、そのボールに対し相手DFを引き付けて佐藤選手がスルーする。さらに、田原選手が相手DFを引き連れて潰れ役となり、ボールはその後ろに待ち構えていた徳重選手に渡った。だが、徳重選手がダイレクトで右足で放った強烈なシュートは相手ゴールキーパーに防がれてしまう。しかし、そのこぼれ球を詰めていた(?)横浜FMの田中隼磨選手が蹴りこみゴールイン。(ナイスゴール! ありがとう!!)サンガにとっては見事なオウンゴールでサンガが先制点を上げる。この得点で勢い付きたいところだが、このあとは、攻撃の手を強めてきた横浜FMに押し込まれる場面が多くなり、サンガにとって我慢の時間帯が続く・・・。だが、守備陣の頑張りと水谷選手の好セーブが光り、その攻撃をシャットアウトしていた。後半32分、徳重選手に代えて森岡選手を投入と、守備の枚数を増やす。その森岡選手を最終ラインで起用するかと思いきや、中盤で起用する加藤監督。この起用が当たってか、中盤でのプレスが効き、横浜FMの攻撃の勢いが落ちてくる。後半41分、アタリバ選手に代えて西野選手を投入。このあとはどちらのペースとも言えないような、ゆったりとした時間が流れて行く。そして、約3分間のロスタイムに突入。そのロスタイムをきっちりと凌ぎ切り試合は終了。・・・かと思ったが、自陣ゴール前で西野選手が不用意なファールを犯し、危険な位置でFKを与えてしまう。サンガサポーターが祈るような気持ちで見守る中、山瀬選手が蹴ったFKは大きくバーの上を越えてノーゴール。その直後にサンガの勝利を告げる試合終了のホイッスルが吹かれた。
サンガはこの勝利で12位に再浮上し、無事に降格圏内から脱出した。だが、依然として続く決定力不足を改善しないと、明るい未来は見えて来ないのではないだろうか・・・。
『田原選手に決めてほしかったなぁ・・・。勝ったけどオウンゴールだけでは・・・。』
【 出場選手の5段階評価 】
名前 評価 コメント
(5段階)
GK 水谷 5 ファインセーブ連発! この選手に助けられたと言っても良いでしょう。
DF 平島 4 もっと、田原選手へのクロスをドンドン上げていきましょう!
DF 増嶋 4 少々プレーが地味ですね。・・・と言いながらも、無失点に貢献!
DF 手島 4 あの痛がりようは尋常じゃないです。やっぱり怪我に弱いなぁ・・・。
DF 中谷 4 積極的な攻撃参加は、とてもDFの選手とは思えません。
MF アタリバ 3 前半は積極的なプレーを見せるも、後半は勢いがなくなる・・・。
MF シジクレイ 5 やはり中盤での守備は効いています。攻撃の起点にもなってましたね。
MF 佐藤 4 最初は馴染めなかったけど、サンガの「佐藤勇人」になってきましたね。
FW 渡邉 4 今季初のFWでの起用。試合序盤にチャンスを作ってくれました。
FW 田原 3 多くの決定機の中で1点でも決めてくれれば楽になるんやけど・・・。
FW 徳重 5 シュートのこぼれ球を押し込んでくれた、相手DFに感謝ですね。
途中出場
MF 中山 3 決定力不足を解消する鍵は、この選手が握っていると思います。
DF 森岡 5 この選手の投入で試合が落ち着く。さすが百戦錬磨のベテランです。
FW 西野 − やはり守備的FW? 自陣ゴール前でのファールは厳禁ですよ。
監督 加藤 5 うまく逃げ切れて良かったですね。決定力不足を改善してほしいです。
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□ 本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー) ■
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□ 水谷 雄一 ■
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【 閲覧者の声(掲示板より抜粋) 】
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勝ちました〜。たくさんのチャンスのうち、得点は相手の(キレイな?)オウンゴールの一点のみということで、ウレシサもちゅうぐらいではありますが、佐藤勇人選手の流血をみた気迫のプレーなど、今日のサンガは気合が入ってた(横浜は何か前節のサンガみたいにあっさりしてた)。何はともあれ、ダンゴ状態の順位の中でこの一勝はすごく大きい!
記入日 [2008/05/17] ( 1/3 さんより )
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内容はどうだったのでしょうか? 1/3さんのレスみますとかなり気合い入ってたみたいですね。しかし勝ててよかったです。これで気持ちよく中断期間にはいれますね。
記入日 [2008/05/17] ( あきっち さんより )
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KBSにて録画中継観戦終了です。どちらかというとサンガペースで試合はすすんだと思います。後は水谷のファインセーブもあり助かりました。強豪チーム相手に完封勝利は大きいですね^^ あとOGはきれいに決まってしまいましたね。リーグ戦はひとまず中断に入ります。6月25日の万博は行きます! 楽しみです。それと残りのナビスコ予選2試合 勝って決勝T決めてほしい!
記入日 [2008/05/17] ( NN さんより )
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勝ててよかったです。今日は前節とは違ってよく走ってましたが、それがやはり良かったですね。見ていて力入りました。欲を言えば前半の田原に何回かあったチャンスは決めて欲しかったです。。決定力不足は深刻なようなので、中断期間になんとかして欲しいところです。ところで、今シーズンはメンバーや配置が良く変わりますが、今日がベストのように思いますが、どうですか? シジクレイはDFの一つ前で、徳重は先発で。倉貫や斉藤も見たいですけど、まずは勝利なので、策に溺れることなくがむしゃらにやってほしいです。
記入日 [2008/05/17] ( GU さんより )
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【 他会場の試合結果 】
コンサドーレ札幌 1-3 名古屋グランパス 得点者:【札】宮澤 【名】マギヌン、玉田、ヨンセン
ジュビロ磐田 1-2 FC東京 得点者:【磐】大井 【東】赤嶺(2)
浦和レッズ 2-3 ガンバ大阪 得点者:【浦】梅崎、エジミウソン 【大】中澤、山崎、遠藤
鹿島アントラーズ 1-1 柏レイソル 得点者:【鹿】小笠原 【柏】太田
ジェフユナイテッド千葉 1-0 大分トリニータ 得点者:【千】谷澤
川崎フロンターレ 2-3 大宮アルディージャ 得点者:【川】オウンゴール、ジュニーニョ 【大】土岐田、デニス・マルケス、小林慶行
ヴィッセル神戸 1-1 アルビレックス新潟 得点者:【神】大久保 【新】アレッサンドロ
東京ヴェルディ 4-1 清水エスパルス 得点者:【東】オウンゴール、フッキ(2)、レアンドロ 【清】オウンゴール
【 Jリーグディビジョン1 順位表(第13節終了時点) 】
┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│ チーム名 │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│ 浦和レッズ │ 26 │ 13 │
│ 2位│ 名古屋グランパス │ 26 │ 8 │
│ 3位│ FC東京 │ 23 │ 4 │
│ 4位│ 柏レイソル │ 20 │ 4 │
│ 5位│ 川崎フロンターレ │ 20 │ 2 │
│ 6位│ 鹿島アントラーズ │ 19 │ 8 │
│ 7位│ 大宮アルディージャ │ 19 │ 2 │
│ 8位│ ガンバ大阪 │ 19 │ 1 │
│ 9位│ 横浜F・マリノス │ 18 │ 4 │
│10位│ 大分トリニータ │ 17 │ 2 │
│11位│ 東京ヴェルディ │ 17 │ −2 │
│12位│ 京都サンガF.C. │ 17 │ −4 │
│13位│ ヴィッセル神戸 │ 16 │ 0 │
│14位│ アルビレックス新潟 │ 16 │ −4 │
│15位│ 清水エスパルス │ 15 │ −7 │
│16位│ ジュビロ磐田 │ 14 │ −3 │
│17位│ コンサドーレ札幌 │ 10 │−13 │
│18位│ ジェフユナイテッド千葉 │ 8 │−15 │
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