2008年度 観戦記 ガンバ大阪戦[第11節] 6月25日(水)
依然として決定力不足は解消されず
ガンバ大阪 1−0 京都サンガF.C. 得点者:【大】遠藤
【 試合前の見所 】
現在、12位の京都サンガF.C.と8位のガンバ大阪との対戦です。
サンガは前節(第13節)の横浜F・マリノス戦で、オウンゴールで得た虎の子の1点を守りきって1−0で逃げ切り、順位も12位に浮上。無事に降格圏内から脱出して、良い雰囲気で約1カ月間の中断期間に入った・・・。その中断期間に作季の主力選手だった倉貫選手が、出場機会を求めてサンガを去ると言う悲しいニュースが飛び込んでくるも、清水エスパルスからフェルナンジーニョ選手を、ガンバ大阪から水本選手をと、ふたりの新戦力を獲得した。水本選手に関しては場当たり的な補強にも思えるが、決定力不足に陥っているサンガにとって、フェルナンジーニョ選手の獲得は明るい話題ではないだろうか・・・。今節の相手はここまで5勝3敗4分けと言う成績で、現在8位に付けているガンバ大阪。そのG大阪は2005年に優勝したあとは、2年連続で3位と、リーグ戦のタイトルを逃し続けている。優勝を目指しているチームとしては、この8位と言う順位には、満足しているはずはなく、勝てば首位に肉薄できるこの試合にかける想いは強いだろう。だが、その想いが強いのは我らがサンガも同じ。逆にサンガが勝てば、そのG大阪を上回り一気に1桁順位に浮上する絶好のチャンスなだけに、アウェイと言えども引き分け狙いではなく、貪欲に勝利を狙いたい。今節の見所と言えば、なんと言って新加入のフェルナンジーニョ選手だろう。このフェルナンジーニョ選手がどれだけチームにフィットしているかが、試合の勝敗を握っていると言っても良いだろう。
さて、新たな選手を加えて再スタートを切った我らがサンガ。幸先良く白星発進と行きたいところだが、果して結果はいかに・・・。
【 試合内容 】
(前半)
約一ヶ月の中断後のサンガの注目のスターティングイレブンは以下の通り。ゴールキーパーは不動の水谷選手。守備陣は角田選手、大久保選手、増嶋選手、渡邉選手の4バック。中盤は佐藤選手、シジクレイ選手の不動のダブルボランチ。右に中山選手、左に徳重選手。田原選手、柳沢選手の2トップで攻撃を担う。(注目のフェルナンジーニョ選手はベンチスタートとなった。)試合立ち上がり、サンガはボールへのプレスが良く「相手ボールを奪ってカウンター」と言う戦術が選手全員に行き渡っているような感じがしていた。守備に関してはバレー選手にオフサイドトラップを何度か抜け出され、危険な場面が見られるのが少々気がかりだったが、ギリギリのところでその攻撃を凌いでいた。立ち上がりは五分五分と言ったところだろう。だが、時間が経つにつれて、G大阪に押し込まれる場面が多くなってき、中盤でボールが奪えなくなってくる。そんな中、サンガに決定機が訪れる。前半14分、G大阪のコーナーキックの後のプレーで角田選手が自陣ゴール前からドリブルで持ち上がる。そして、右に張っていた中山選手にボールを預け、自らはさらにゴール前に駆け上がった。中山選手はその角田選手の動きを見逃さず、丁寧に出したスルーパスは見事に角田選手の足元に渡った。だが、角田選手が右足で放ったシュートは僅かに左にそれてゴールならず・・・。決定的チャンスをものにする事ができなかった・・・。この勢いで攻め込みたいところだが、チャンスらしきチャンスは作る事ができず、このあとはG大阪ペースで試合は進む・・・。サンガの攻撃は長い縦パスを前線に放り込むような単調な攻撃が多く、ことごとくオフサイドトラップにひっかかり、得点の予感はほとんどしなかった。そんな攻撃陣を尻目に、サンガの守備陣は危険なシーンはたくさんあったが、守備陣の体を張ったプレーと水谷選手の好セーブで、懸命にG大阪の攻撃を凌いでいた・・・。G大阪の見事なパスサッカーを思う存分見せつけられたような前半だったが、なんとか凌ぎ切り前半は終了。0−0のまま後半へ・・・。
『もっと攻撃のパターンを増やさないと得点は奪えません。点を取らないと試合には勝てません。』
(後半)
サンガは後半から徳重選手に代えて中谷選手を投入する。後半もやはり地力で勝るG大阪が押し気味に試合が進むも、危険な場面をシジクレイ選手を中心に守備陣が踏ん張り、なんとか凌いでいた。だが、その守備陣の頑張りもついに途絶える時が来る。後半9分、遠藤選手→二川選手→ルーカス選手→遠藤選手と流れるようにパスワークで守備陣を崩され、最後はその遠藤選手に左足で決められ、先制点を許してしまった。この直後にサンガベンチが動く。後半13分、田原選手に代えて注目のフェルナンジーニョ選手を投入する。そのフェルナンジーニョ選手の動きを注目していたが、やはりまだサンガに来て日が浅いのが影響しているのか、コンビネーションが良くなく、ボールが良い形でフェルナンジーニョ選手に渡らない。そんな中、後半25分、柳沢選手が接触プレーで負傷退場となってしまう。(その柳沢選手に代わり、アタリバ選手を投入する。)このあと、G大阪が1点を守り切ろうとする意欲が働き、守る意識が強くなったのが影響してか、サンガが誇る2トップがピッチから去った後の方が、皮肉にも良い攻撃の形ができ、サンガの時間帯が続く・・・。しかし、フェルナンジーニョ選手とアタリバ選手のところで、ボールが落ち付くが、如何せんフィニッシュが決まらない・・・。そうこうしているうちに、約4分間のロスタイムに突入する。そして、そのロスタイムも得点を奪う事はできず、G大阪に1点差で逃げ切られ試合は終了。
フェルナンジーニョ選手の加入で少しは攻撃力が増したように思えるが、依然として続く決定力不足。この決定力不足をなんとかしないと、再び、見たくもない降格ラインが迫ってくる予感がするが・・・。
『決して悪い内容ではなかったと思います。あとは決める時に決める決定力さえあれば・・・。』
【 出場選手の5段階評価 】
名前 評価 コメント
(5段階)
GK 水谷 5 ファインセーブで数多くの窮地を救うが、1失点に泣く・・・。
DF 角田 4 ドリブル突破からシュートまでの動きは良かったが・・・。
DF 増嶋 4 水本選手の加入でチーム内の競争力が激化しそうですが、頑張って!!
DF 大久保 4 リーグ戦初出場も落ち着いたプレーを披露。スタメン確保なるか・・・。
DF 渡邉 3 貴方は出来る選手です。もっと、もっと積極的に攻撃参加してほしい。
MF 中山 3 素晴しいサッカーセンスの持ち主です。五輪代表に選んでほしい。
MF シジクレイ 4 やはり、危険な場面にこの選手がいないと失点を食らってしまいますね。
MF 佐藤 2 失礼かもしれませんが、試しに別の選手を起用してみたら・・・。
MF 徳重 4 何度も果敢な飛び出しで得点を狙うも、無念の途中交代・・・。
FW 柳沢 2 これと言ったプレーもできず、負傷退場でピッチを去る・・・。
FW 田原 2 ポストプレーだけが貴方の仕事ではありません。もっと貪欲に得点を!!
途中出場
DF 中谷 3 この選手の攻撃力に頼らず、本職が攻撃の選手達に頑張ってほしい。
FW フェルナン 4 キープ力のある選手ですね。フィットすれば救世主となりそうです。
MF アタリバ 4 決定機で浮かしてしまうシュートもあったが、良い流れを引き寄せる。
監督 加藤 3 守備力アップも必要かもしれませんけど、得点を奪わないと・・・。
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□ 本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー) ■
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□ 水谷 雄一 ■
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【 閲覧者の声(掲示板より抜粋) 】
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目にものを見せられましたね。さすが遠藤。DF陣はよくがんばってました。増嶋にシジもよく体をいれて水谷も決定的シュートを何本かとめてくれたし。G大阪のポゼッション率を考えると1−0は妥当かなぁと。でも僕が見に行った試合、せめて1点入れてください;; リーグ戦まだ見に行った試合で無得点デス。@万博のAアウェイ席狭すぎる・・。阪神の甲子園ビジター応援席みたいにチームによって調整してほしいですね・・。子連れにはつらいです。緩衝壁をもーちょっと右に左に調整してくれたらそんでいいんですけどねー。万博なら京都サポでもすぐいけますし、結局人多かったんでねねー。まぁ、ショボーンな結果にはなりましたが、次の日本平でがんばってほしいです。
記入日 [2008/06/25] ( NN さんより )
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応援お疲れ様でした。万博行こうと思ってましたが、仕事で行けませんでした。で、録画したのを見たのですが、力の差を感じましたね〜。悔しいです。攻撃がまだイマイチですかね、妙に時間かけていたような気がしました。次もアウェイで見にいけないですが何とか勝利をもぎ取って欲しいです。今日は何となくゆっくりしたテンポの試合と感じましたが、EUROの見すぎでしょうか??
記入日 [2008/06/26] ( GU さんより )
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ビデオ観終わりました。ガンバは上手いですね。サンガもそんなガンバを相手に悪くはなかったと思ってます。今節は負けても順位は変わらなかったし良しとしましょう。次節こそは結果を出してくれ!
記入日 [2008/06/26] ( 1/3 さんより )
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【 他会場の試合結果 】
鹿島アントラーズ 1-0 大分トリニータ 得点者:【鹿】ダニーロ
【 Jリーグディビジョン1 順位表(第11節終了時点) 】
┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│ チーム名 │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│ 浦和レッズ │ 26 │ 13 │
│ 2位│ 名古屋グランパス │ 26 │ 8 │
│ 3位│ FC東京 │ 23 │ 4 │
│ 4位│ 鹿島アントラーズ │ 22 │ 9 │
│ 5位│ ガンバ大阪 │ 22 │ 2 │
│ 6位│ 柏レイソル │ 20 │ 4 │
│ 7位│ 川崎フロンターレ │ 20 │ 2 │
│ 8位│ 大宮アルディージャ │ 19 │ 2 │
│ 9位│ 横浜F・マリノス │ 18 │ 4 │
│10位│ 大分トリニータ │ 17 │ 1 │
│11位│ 東京ヴェルディ │ 17 │ −2 │
│12位│ 京都サンガF.C. │ 17 │ −5 │
│13位│ ヴィッセル神戸 │ 16 │ 0 │
│14位│ アルビレックス新潟 │ 16 │ −4 │
│15位│ 清水エスパルス │ 15 │ −7 │
│16位│ ジュビロ磐田 │ 14 │ −3 │
│17位│ コンサドーレ札幌 │ 10 │−13 │
│18位│ ジェフユナイテッド千葉 │ 8 │−15 │
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