2008年度 観戦記 大分トリニータ戦[第23節] 8月28日(木)
終始サンガが攻め立てるも、セットプレーの失点に泣く
大分トリニータ 1−0 京都サンガF.C. 得点者:【大】森島
【 試合前の見所 】
現在、8位の京都サンガF.C.と4位の大分トリニータとの対戦です。
サンガは前節、内容は良くないながらもアルビレックス新潟を1−0で降し、順位を8位にまであげ、J2降格圏外へと大きくジャンプアップする事に成功した・・・。今節の相手は、リーグ戦では9試合負けなし(ナビスコカップを含めると公式戦14試合負けなし)で、4位にまで着実に順位を上げてき、好調を維持している大分トリニータ。サンガと大分との前回の対戦では、両者1点ずつ得点をあげたあとは、サンガが圧倒的に攻め込むも追加点を奪えず、無念のドローと言う結果に終わっている。その前回の対戦でも、身に染みて分かった事だが、大分は失点がリーグ最小の「16」と、堅守が売りのチーム。今節はサンガの攻撃陣がこの大分の守備陣をいかにこじ開けるかが、この試合の勝敗を決める最大のポイントとなるのではないだろうか・・・。
さて、この試合に勝てば、J1残留を確固たるものにし、上位争いにも加われそうだが、果たして結果はいかに・・・。
【 試合内容 】
(前半)
サンガのスターティングイレブンは以下の通り。ゴールキーパーは不動の水谷選手。守備ラインは前節に引き続き、手島選手、増嶋選手、水本選手の3バックを採用。中盤は、安藤選手の位置がいまいちよく分からないが、シジクレイ選手が中盤の底に、右に渡邉選手選手、左に中谷選手、トップ下に佐藤選手と言った感じだが、試合中に流動的に動く模様。攻撃陣は、柳沢選手とフェルナンジーニョ選手の2トップで試合に臨む。試合は立ち上りからサンガがボールを支配し、サンガが押し気味に試合が進んでいた。だが、しばらくすると大分の守備陣が落ち着きを見せ、自陣ゴール前でゆったりとボール回しをしたりして、試合自体も落ち着かせてくる。このまま大分ペースに移行しそうな雰囲気が漂い出した時、サンガにビッグチャンスが訪れた。前半17分、柳沢選手が大分陣内で相手DFのバックパスをすばやくかっさらい、そのままドリブルでペナルティエリアに突入し、相手GKと一対一に。だが、少し角度がないところから柳沢選手が右足で放ったシュートは、相手GKのファインセーブにあいゴールならず。決定的チャンスをものにする事ができなかった・・・。チャンスのあとはピンチあり。その直後の事だった。前半22分、安藤選手が自陣ゴール前、左サイドでファールを犯してフリーキックを与えてしまった。そして、ウェズレイ選手の蹴ったフリーキックをニアサイドで、どフリーになっていた森島選手にいとも簡単に頭で合わされてゴールイン。サンガは堅守の大分に、やってはならない先制点を簡単に献上してしまった。その失点のショックも覚め止まぬ中、前半29分、左サイドを崩されて、金崎選手から中央のウェズレイ選手に通れば1点もののパスを、間一髪で手島選手がクリアーして事無きを得るが、このプレーで手島選手が負傷退場となってしまう・・・。前半33分、サンガベンチは、その手島選手に代えて大久保選手を投入するかと思いきや、手島選手に代えて田原選手を投入と、攻撃の枚数を増やしてきた。この田原選手にボールを集めて大分陣内に攻め込みたいところだが、焦りからか良い攻撃の形がつくれず、そのまま前半は終了。サンガが1点ビハインドのまま後半へ・・・。
『ほとんど崩されてないのに・・・。あのセットプレーの失点が悔やまれるなぁ・・・。』
(後半)
サンガは後半から安藤選手に代えて徳重選手を投入する。後半の立ち上がりから、その徳重選手をFWで起用して勢いを増したサンガの攻撃陣が怒涛の攻撃を仕掛け、1点を追うサンガが押し気味に試合が進んでいた・・・。フェルナンジーニョ選手が少し下がり目の位置から抜群のキープ力を遺憾なく発揮して攻撃を組み立てるが、なかなか大分の堅守を崩せない・・・。中央突破が難しいとみると、右サイドからは渡邉選手が、左サイドからは中谷選手が、両サイドからサイド攻撃を仕掛けるが、それでも大分の堅守は崩せない・・・。徳重選手、田原選手、柳沢選手と言う、サンガが誇る強力3トップが果敢にゴールを狙うが、それでも大分の堅守が崩せない・・・。時折、サンガが攻め込んだ際に、大分のカウンター攻撃を喰らうが、守備陣が集中力を切らさず、その大分の攻撃を弾き返す・・・。アウェイでありながら、試合は完全にサンガのペースになっていた。そんな中、後半35分、柳沢選手に代えて角田選手を投入とサンガベンチが動いた。これは決して守備固めではなく、その角田選手を高い位置で起用し、さらにサンガはエンジン全開で大分のゴールに襲いかかる。このあとは、完全に「攻めるサンガ、守る大分」と言う試合展開となり、ほとんど大分陣内で試合が進み、サンガの怒涛の攻撃が仕掛けられる。だが、依然として大分の堅守を崩せず、そのままロスタイムに突入してしまう・・・。残されたそのロスタイムの時間は約3分間。その3分間もサンガが怒涛の攻撃を仕掛けるが、結局、最後まで大分の堅守を崩す事ができずに、0−1と言う結果で涙を呑む事となってしまった・・・。
確かに試合には負けた。だが、決して悲観するような内容ではなかったと言う事は、ここで改めて特筆するまでもないだろう・・・。
『はぁ〜、良い攻撃してたんやけどなぁ。それにしても、大分って面白くないサッカーするなぁ・・・。』
【 出場選手の5段階評価 】
名前 評価 コメント
(5段階)
GK 水谷 4 セットプレーから失点を許すも、素晴らしい反応で多くのピンチを防ぐ。
DF 手島 4 まじで怪我に弱すぎる・・・。重症でなければ良いのですが・・・。
DF 増嶋 4 得点につながりそうなロングスローもあったんですが・・・。
DF 水本 4 後半は増嶋選手との2バックで、頑張ってくれたんですけど・・・。
MF 中谷 4 この選手から何度も良いクロスが入ってたんですけど・・・。
MF シジクレイ 4 守備面ばかりに目が行くけど、攻撃の起点にもなってましたね。
MF 佐藤 4 ピッチ狭しと、そのピッチを縦横無尽に走り回ってました。
MF 安藤 2 存在感が・・・。あまり危険な位置でファールしないでぇ〜。
MF 渡邉 3 もっとドリブルで勝負して、相手守備陣を切り崩してほしかった。
FW 柳沢 3 得点への気持ちは感じられたんですけど。あれは決めてくれぇ〜。
FW フェルナン 4 味方も安心できる抜群のキープ力。が、奪われるとピンチに・・・。
途中出場
FW 田原 3 う〜ん、惜しいヘディングシュートがあったんですが・・・。
FW 徳重 4 得点を奪えないものの、サンガに良い流れを引き寄せてくれました。
MF 角田 3 まさかのFWでの起用でしたが、得点をあげる事はできず・・・。
監督 加藤 4 監督の采配としては「◎」ですね。あとは、選手の頑張り次第です。
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□ 本日のSVP(サンガ・ベスト・プレイヤー) ■
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□ 水谷 雄一 ■
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【 閲覧者の声(掲示板より抜粋) 】
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後半だけしか観れませんでした。負けました。でも、サンガはいい攻撃をしてました。危ないシーンも水谷がよく防いでくれてた。徳重も良かった。
全体的に良かったけど結果だけがついてこなかった感じです。でも、このチームで残留いけるぞ!って気にはさせてくれるような熱い戦いでした。
記入日 [2008/08/28] ( 1/3 さんより )
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今録画見終わりました。なんというか、やられた感が全くないのに負けている、ストレスだけが残りました。大分は勝負強いのかもしれないが、本当につまらない試合でした。惜しいのは前半の柳沢のフリーのシュート、あれが決まっていれば違う結果だったかもしれない。まあ、今日はほとんどの時間帯で攻めていましたが、決める時に決めないと勝てない、そんな試合でした。こんな相手のことは忘れて、切り替えて次だ!
記入日 [2008/08/29] ( GU さんより )
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J1最小失点相手ということで厳しい試合になるという予想でしたが、そのとおりでした。2週間の中断期間の間にしっかりとトレーニングを積んで頑張ってほしいです。絶対勝利!京都サンガF.C.
記入日 [2008/08/29] ( あきっち さんより )
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【 他会場の試合結果 】
東京ヴェルディ 1-1 浦和レッズ 得点者:【東】ディエゴ 【浦】阿部
名古屋グランパス 3-2 清水エスパルス 得点者:【名】玉田(2)、マギヌン 【清】岡崎、矢島
ヴィッセル神戸 1-2 鹿島アントラーズ 得点者:【神】大久保 【鹿】マルキーニョス、興梠
ジュビロ磐田 0-0 ジェフユナイテッド千葉
コンサドーレ札幌 3-3 ガンバ大阪 得点者:【札】ダヴィ、クライトン、アンデルソン 【大】山口、寺田、明神
柏レイソル 0-1 FC東京 得点者:【東】赤嶺
大宮アルディージャ 1-0 横浜F・マリノス 得点者:【大】ラフリッチ
川崎フロンターレ 4-1 アルビレックス新潟 得点者:【川】黒津、伊藤、鄭、田坂 【新】矢野
【 Jリーグディビジョン1 順位表(第23節終了時点) 】
┌───┬──────────────┬─────┬────┐
│ 順位│ チーム名 │ 勝ち点 │得失点差│
├───┼──────────────┼─────┼────┤
│ 1位│ 名古屋グランパス │ 42 │ 9 │
│ 2位│ 鹿島アントラーズ │ 41 │ 19 │
│ 3位│ 浦和レッズ │ 41 │ 14 │
│ 4位│ 大分トリニータ │ 41 │ 9 │
│ 5位│ 川崎フロンターレ │ 40 │ 9 │
│ 6位│ ガンバ大阪 │ 34 │ 1 │
│ 7位│ FC東京 │ 33 │ −1 │
│ 8位│ 柏レイソル │ 32 │ 3 │
│ 9位│ 大宮アルディージャ │ 32 │ 0 │
│10位│ 京都サンガF.C. │ 32 │ −4 │
│11位│ 東京ヴェルディ │ 31 │ 0 │
│12位│ ヴィッセル神戸 │ 30 │ 0 │
│13位│ アルビレックス新潟 │ 29 │−12 │
│14位│ 清水エスパルス │ 28 │ −5 │
│15位│ 横浜F・マリノス │ 26 │ −1 │
│16位│ ジュビロ磐田 │ 26 │ −5 │
│17位│ ジェフユナイテッド千葉 │ 18 │−20 │
│18位│ コンサドーレ札幌 │ 17 │−16 │
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